嫌われる人の話 | 人生七転八倒

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「だらだら言いたいことをいう」がテーマ。
・・・だったのですが、今では素で罵詈雑言と呪詛とを書き散らす王様の耳はロバの耳な落書き帳に成り下がりました。
使用上の注意読むと気分を害する可能性があります。
フィクションです。

少々保守的な部分がありまして、男性は、やはり男らしくあって欲しいと思います。

それでは、オマエは?女らしくしてるの?と言われると答えはNOなので、あまり偉そうなことは言えませんね。

それと、このご時世、日本では特に性別の差が薄まってきていますので、頭が固いとお叱りをうけるかも。

ただ、男らしい、女らしいという所を抜きにして、器量の狭い人間というのは嫌われるよなと思います。

友人のAさんは、大変セコイ。男性ですので、私の視点でみるとより残念です。男子たるもの、大らかであれっていうのが願望ですんで。
年齢も、ナイスなミドルからシニアに差し掛かろうと言う所ですから、さらに残念だなーと思います。
金銭に関してもそうですが、人間関係に対しても非常に小さいので友人たちは非常に嫌っています。
嫌っていてなぜ、友人?と聞かれると、まいっちゃうんですが、趣味のサークルの仲間なので、便宜上は友人って事にしておきます。

語学と旅行についてのサークルで、月に何回か集まる事になってました。大体みんな日常会話程度の英語力をもって、英語で会話ってのが目的。
で、とうぜん、旅行した国や、好きな風土とか、文化でおのずと仲良しが分かれるんです。
其の中で、Aさんは年上なんで、リーダーみたいな取りまとめをしてますのですが、このAさんが良くない。
裏で、人の悪口を言うんです。私の前では、BさんとCさんの悪口。でも、Bさんの前では私とCさんの悪口。Cさんの前では~という風に、ほぼ全員に、本人以外の人の悪口を言うのです。
例えば、Bさんは明るくて、気さくで、でもちょっと時間にルーズだったりします。
他の誰も、そこを気にしていないのですが、Aさんは気に食わない。Bさんは、時間にいい加減で大人としてどうかと思う~そもそも、皆に迷惑かけてる自覚がないのは許せない。

こんな調子で、全員を、本人以外の全員に対して、こき下ろすんですが。

・・・・・・・・・・・・・・・・趣味のサークルで何もそこまで。

と、こちらとしては思うわけ。

しかも、恐らく、家庭もあり、社会的に地位のある人だと思うのですが、そのやり方、少々情けなくない?

こういう人がいると、どうしても空気が悪くなりますね。
ただでさえ、最近空気が重いのに、そこに輪をかけて、Aさんちょっとユーモアが足りないというか。
冗談を冗談として受け入れてくれない事が多いのです。たいていの人が、いくらなんでもそれは冗談でしょう?って事を、かなりの確率で真に受けて怒りだしたり、逆に、Aさんの冗談らしきものは、実はかなりの確率で相手を傷つけるものだったりと、ずいぶんかみ合わない。

どうも、困り果てて、年配のメンバーが一度たしなめたのですが、Aさんはそこで大変気分を害して、今ではその年配のメンバーの事を、あたりかまわず、悪く言ってまわっています。

その人は、非常に温和で、至極まともな事を、どちらかと言うとAさんの為に言ってあげたのですが、聞く耳をもってもらえず、本来なら感謝すべき所ですが、心遣いを踏みにじった形になりました。

語学と旅行のサークルなので、会話してナンボの所がありまして。皆、旅先の武勇伝とか、語学の勉強のコツなんかを話し合うんですけど、Aさんがいるだけで、緊張感がただよいます。

私は、帰り路が一緒なのでよく帰るときに、いろいろネガティブな事を吹き込まれますが、ああ、自分もこういう風に言われているのねと思うと、悲しくなります。

私は、Aさんよりかなり年下ですので、若輩がわざわざ意見をたれるなどおこがましいと思っております。
ですから、Aさんには特に何もいいません。Aさんの発言に対して、曖昧な相槌を繰り返すのみ。

しかし、実際の気持ちは、不愉快です。一家の大黒柱が、あれやこれやと人の裏で陰口をたたき、皆の調和を乱し、それをたしなめてくれた奇特な人物の言を素直に受け入れず、悪しざまに言うとは、見ていて気持ちのいい物では無いですし、もっと言えば人間が小さい。

周りは皆大人ですから、あからさまに仲間はずれにはしなかったのですが、それでも、悪い雰囲気は伝わります。
しかも、Aさんが誰彼かまわずに、悪口を吹き込むので、皆の間もにも亀裂が入ってしまいました。
お互いに疑心暗鬼になっています。

集まりの頻度も激減し、通わなくなるメンバーも多くなりました。
この前、驚いたのが、来なくなったメンバーの内、数人が別のサークルを立ち上げたそうです。

たかが趣味のサークルですので、仕方ない・・・という考えもありますが、非常に残念です。

言いかえれば、今のサークルは、Aさんの悪い影響力に勝てなかったのですね。
同じ影響力ならば、もっといい方向に影響する力であればよかったのにと思います。

大人になると、人間は叱られる機会が減っていきます。本当に怖いことだなと思います。
Aさんの様な振る舞いは、本当は窘められる事かもしれないけど、皆何も言わないまま、Aさんから遠ざかっていきます。皆、大人になるとわざわざ叱ってあげたりはしないのですね。
そして、私も、新しいサークルに誘われていますので、Aさんから距離を置くことにします。
私にはAさんに対して、その行動や態度を改善しようとする、義務も義理もまったくありませんから。

恐ろしい事ですね。

私もまたここ最近注意される事が減りました。年をとればとるほど、自分の立ち振る舞いは自分で決めなければなりません。

他人は己を映す鏡です。忠告はありがたいもの。お叱りは、得難くありがたいものです。今回Aさんを、鏡として、学習させてもらいました。どういう人間になりたいのか、私は他からどう思われたいのは、その為にはどうするのか、自分で考えて、自分で修正をしなければならないのですね。

必要以上に他人を気にする必要はないとはいえ、周りの人間がどんどん離れていくAさんを見て、Aさんの様にふるまうのは、私にとってあまり良くないのだなと学習しました。

心が狭いとは言われたくないです。他人からあまり嫌われたくはない。 なるべく明るい方向に歩いていきたい物です。心がけて、勤めても、それでも、全ての人間に好かれることは不可能なのですから、人間とは業の深い事よと思います。