相場の時間感覚
相場の値動きに対してどのくらいの時間感覚を持てばいいのか意識することは、トレードと生活リズムを合わせることや、タイミングを計ること、特に「待てる」ようになるためには大切ではないでしょうか。
相場の実際の値動きは、一般的な感覚と比べると、遅いのだと思います。
ニュースや経済指標などによって急激に動くことはもちろんありますが、ゆっくり動いている時間の方が圧倒的に長いと認識することは、焦りを生まないために大事だと思います。
今はバックテスターなどで値動きのスピードを速くして検証ができるので、チャートのスピードを速くして見ている時間が長いと、錯覚を起こしてしまうこともあるかもしれません。
リアルタイムのチャートの値動きの遅さに待ちきれず間違った判断をしてしまうことがあるかもしれません。
買っても売ってもやられる状態といういのはエントリーが早すぎる場合が多くあります。
焦って飛びつくといいことはありません。
相場の動きはゆっくりで、急激に動いた時には誰もが乗り遅れているので、また元の価格に戻ってくる確率が高いと思っていれば焦って飛びつくこともなくなるのではないでしょうか。
日足でチャートをしばらく監視していると分かりやすいかもしれません。
1日の中で何度も何度も価格が同じところをいったりきたりしていると思います。
エントリーする重要な価格を抜けたなと思っても、追い風となる情報が揃っていなければ無理にエントリーをするべきではありません。
相場の値動きは自分が思っているよりもゆっくりで何度も価格が戻ってくることがあると思い出すことで、早すぎるエントリーを防げると思います。
エントリーする場所と、目的の場所がはっきりしていれば比較的有利な場所で入る、それが時間足に落とすと押し目買いや戻り売りになっていたりします。
エントリーポイントを過ぎたからといって仕事やプライベートで忙しい時にエントリーするのではなく、自分のスケジュールを確認してこの時間からこの時間の間に追い風の情報が揃っていたらエントリーできるかな、と自分で決めることがトレードルールであってそれを守ることが大事だと思います。
トレードではエントリーするタイミングは一瞬なのではなく、時には30分でも1時間でもエントリーするタイミングがあり続けたり、1日に幾度もチャンスがあったりすることを理解しておくことが、メンタルの安定にも重要なのではないでしょうか。
それでは、本日は以上になります
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