
トレードアイデアを立ててエントリーする価格も決めているのに、なぜかその価格になってもエントリーできない。
エントリーする価格を明らかに超えてきているのに、なぜか「まだじゃないかまだじゃないか」と見入ってしまう原因について、考えてみたいと思います。
様々な要因があるとは思うのですが、今日伝えたいのは、きれいな形しか見えてない場合があるのではないか、ということです。
それは、結論から言うとチャートパターンですね。
多くの書籍やネット上の情報などで、きれいなチャートパターンが解説されていると思います。
WトップWボトムであればここでエントリー、三尊であればここでエントリー、ペナントであればここでエントリー、など。
確かにチャートパターンがエントリーポイントときれいに形も重なればよいかもしれませんが、Wボトムのネックラインを超えてからの戻しでエントリーといっても、ケースによっては戻らない場合もあるし、戻ったまま再度ネックラインを割り込んで下落することもあるし、抜けが大きい場合や、戻しが小さい場合もあると思います。
そして、実際のチャートは教科書通りの形にならない場合がほとんどですね。
「後からみれば」ここは教科書通りの形だ、と分かる箇所はたくさんあるかもしれませんが、そういう形になりそうでなっていない所はもっとたくさんあります。
結局きれいなチャートパターンというのは後からそういう形になった結果論だと言えると思います。
ですので、例えばトレードアイデアで立てたエントリーポイントを過ぎたけれどもWボトムができていないからエントリーできない、などといったような足かせがないでしょうか。
直近のドル円でいえば、107.5円で買いエントリーをするというアイデアを立てていて、いい時間帯にしっかり抜けてきてはいるんでが、下がWボトムで支えてられないのでもう一度下を試してから上昇しないと買えない、といったような足かせですね。
一生懸命トレードの勉強をしていると、やはり書籍や様々な情報では一番きれいな形が紹介されて、それを常に目にしているので、そういったきれいな形じゃないとエントリーできないという心理的な足かせができてしまうことがあると思います。
そうではなくて、相場のリズムは一定ではなく、タイミングも人それぞれ、同じエントリーポイントでもチャンスは何度もある、そして、エントリーする価格に市場参加者が意識する場所の情報がしっかり集まっているか、ということを重視するべきではないでしょうか。
チャンスはベストタイミングの1点だけだ、と考えていると脳も疲労し、チャンスを逃すまいと心に焦りが出てしまうと思います。
完璧主義で、絶対に勝てるエントリーだけをしたい、と思っていてもやはりいつまでたってもエントリーはできませんし、少しでも損失が出るとメンタルに影響が出てしまいますので、適切なリスクを取る覚悟が必要だと思います。
本日は以上になります。ありがとうございました。