前回の続きです。


とうとう、気にいる物件に めぐり合えた。
売却希望額:$32.9万
当時の私達は たいした知恵がなく エージェント任せだった。 何度かエージェントに 交渉をしてもらい、
購入価格:$32.3万
(当時の為替で、 約2,600万円:1999年当時)
におちついた。 弁護士事務所に行き、 分厚い書類の全てに サインをした。 引渡しまでに3ヶ月
かかった。 その間、元オーナーが 私達にレント料を支払った。
物件、周りの環境をお伝えしましょう。 スキー場まで10分程度。 中流家庭が多いので、 ホームレスなど
ちょっと、危ない感じの 人はいない。
ファミリー向けが好む地域なので、 学校、病院、交通、買い物に とても便利である。
夏にはバックデッキから小さな 花火が見える。 リビングからは山がすぐそこに 見える。

庭にはもみじ、かえでなど 木々が多い。 リス、ラクーン、 青い鳥などが よく遊びにくる。
バラ園の散策、 各種トレッキングコース。 日本のような人ごみは ない。
どこに行っても、 皆が礼儀正しく、 親切だ。

そして、せこせこしていない。 ちょっとした態度に ゆとり、余裕を感じる。 我先にドアを開けようと する人はいない。
逆に、次の人が来るまで ドアを開けて待っている 光景を何度も見ている。
自分もドアを 開けて待ってもらうことが たびたびある。
車椅子が余裕を持ち 通れるスペースが 確保されている。
犬のしつけは 買主がしっかり 義務付けられているので 大きな犬とすれ違っても 吠えない。

もちろん、噛み付いたりしない。 皆、動物愛護の精神が 強いので、車や人が 動物を見かけても
いじわるをしない。 共存している。

書き出したら きりがないので、 これくらいに。。。

なにはともあれ、 本当にすばらしいエリアに 住めて幸せだ。
しかし、すばらしい エリアはバンクーバー中 至るところにありそうだ。
何人かの知り合いは 別のエリアに 住んでいるが、 やはり、同様に ”過ごしやすく すばらしいエリアだ”
と言う。

どこに住んでも、 自分の住みやすいように 開拓していくことも 大切なのだろうと思う。
いずれにしても、 世界の中で住みたい街ベスト10の上位に 顔を並べる理由は こうした環境、
地元の人々の協調性、柔軟性が 大きいのではないかと 思う。
そして、私がもっとも 懐が深いと思うのは、 移民の国として、 各国の特色、文化、習慣を
理解しようとする地元の 姿勢だと思う。
ところで、 家の話に戻そう。 2階建てだ。
間取りは、
1階部分に、
キッチン、バス、トイレ、リビング、 8畳ほどの1ベッドルームがある。 玄関はオーナーとレント別々にある。
洗濯、乾燥機置き場があり、 ドアで仕切られている。 完全に独立しているので、 レントに最適である。
ドアを隔てて、12畳ほどの ファミリールームに レンガ作りのガス式暖炉がある。 洗濯、乾燥機置き場。 トイレがある。
玄関。この手の家にしては 珍しくドアを開けたら すぐ階段とはいかず、 少し広めの靴を脱ぐ スペースがある。 階段をあがり2階へ。 少し広めのリビング、 レンガ作りの 木炭式暖炉がある。
ダイニングルーム(お客さん用)、 キッチン。イーティングルーム、 通常家族はそこで、 食事をする。
バス、トイレ。 少し広めのマスターベッド。 他に部屋が2つ。 多数の収納スペース。 述べ床60坪。 庭120坪。 バンクーバーでは ごく普通の家だ。

築年数もさほど 新しくなく、築27年だった。 購入時から 1年もすれば慣れてしまい、私達は次の家を 捜し始めた。
バンクーバーの人々は、 5年毎に家を買い換えると 言われている。
日本ほど、新築または 築浅にこだわらない。 築年数が古くても、 価格の差が築浅と さほど、変わらないからだ。
むしろ、古い家を購入し、修繕・修理し、高く売却する。 また、自宅の通りの景観を大事にする。
通りの価格帯は、自分の家の売却価格 に反映されるからだ。 評価額が、毎年、市から郵送される。
しかし、市場ははるかに高値で 取引されている。 家族構成により、 どんどん、家のサイズ を大きくしたり、
良い学区を求めて 引越しをする。
そして、老後は夫婦2人用に サイズを小さくする または別荘で過ごす人も多い。

話を戻そう。 気にいった物件は なかなか見つからなかった。 不動産と相性が悪いのかと 思った。
が、そうでもないようだ。 過去のデータによるとちょうど、これから価格が上がる直前に購入していた。
そのバブルだが。。。

つづく。。。

Wisdomグループ カナダ代表

北田