学(ガク)と稚(ワカ)
結局、兄妹揃って保護する事になった。自分の決めた事。後悔はない。良かった事もあった。悩みだった学(ガク)の粗相が急に無くなった。
学(ガク)はすぐにちゃんとトイレを覚える事ができた。でも、時としてやらかしていた。布団で、ソファで...。
“できるのにどうして?”
“何か不満があるのかも?”、そんな感覚があった…。答えは簡単だった。寂しかったのだ。稚(ワカ)を迎えた途端に粗相が無くなった。
甘えん坊な学(ガク)。野良の時代には母親、姉妹や仲間たちがいた。だから寂しくはなかった。しかし、自分との生活が始まって以降、彼は私以外の存在と関わることはもちろんなかった。そして私も勤めで家を離れる時間もある…。
猫の気持ちが容易にわかれば…
責任は増したが、これで良かったのだ。自分が頑張れば良い話。楽しく一緒に生きよう!
“な!学(ガク)、稚(ワカ)…!”
