ぺる

おじいちゃんが死んでしまいました。
大好きなお酒をお風呂の中で飲んでいて、そのまま亡くなりました。
おばあちゃんは大きな家に1人で住むことになりました。
そんな時、
すごくすごく寒い冬でした。
田舎の田んぼの中に小さな小さな仔犬が捨てられていて、寒さで死んでしまいそうでした。
おかあさんが拾い、おばあちゃんのおうちで仔犬は暮らすことになりました。
おばあちゃんは犬が大嫌いです。
おかあさんが子供の時拾った子猫を池にほりすてた事があったそうです。
そんな事があったため、いつか捨てられてしまうのではないかと心配していました。
おばあちゃんは仔犬に“ぺる”という名前をつけました。
畑に猪が出るから番犬になるし雄だからという理由ではじめは引き取ってくれました。
しかし、番犬にはとてもなれないような優しい甘えん坊になってしまい、猪が来ても怖がって小屋に逃げ込んでしまいます。
ほとんど無駄に吠えることがなく、お座りとお手のできるお利口さんです。
おばあちゃんは、犬が嫌いですが毎日ごはんを作って最後まで食べ終わるのを見ています。
山のふもとなので蚊がたくさん出るのでキンチョールを撒いてあげているみたいです。
おばあちゃんちにいくと、ぺるがこんなことをしたよっとか、ごはんの時間になったら吠えるんよっとか教えてくれます。
いつも嫌いだ嫌いだって言うけど、一番ぺるの事をよく知っています。
これからも、ぺるちゃんと二人仲良くしてください。
また明日、お散歩しに遊びに行きます(^-^)