HDではめずらしい (90年代後半から2000年頃当時としては)
伸び圧側共に減衰調整付きスポーツ走行性能に振ったHD純正のフロントフォーク。
1996年から2003年リジットフレームのスポーツスター1200S
そして2000年ツインカムのダイナFXDXに採用(1999年初期型モデルのみアジャスタブル機能無し)
39パイフルアジャスタブルで人気のあるフロントフォークですが
はやくも採用から20年以上がたち
今回の作業で
オイル漏れの修理と同時に長年の使用でくたびれたフォークスプリングも交換
今回あらたに組み込むフォークスプリングは
フォークオイルも標準装備
車輌の使用状況、個々の体格に合わせてサンダンスさんがオイルの番手を選択してくれます。
オイルの種類は全部で4種
セッティングデータなどわかりやすい取説
ちなみにオイルレベル(油面)は1200Sのサービスマニュアルと同数値
インナーチューブ上面から144ミリ。
オイル量と間違える方が非常に多いため油面は非公開としているそう。
ドラッグスペシャリティーズのシールセットを念のため用意したが目立つ損傷も無い為スライドメタルなどは継続使用。
信頼のSHOWA純正部品にもうしばらく頑張ってもらいます。
フォークシールはホンダCB-FC用アリートに交換。ダストシールもCB-FC用純正部品が使用可能。
トップキャップもそこそこに分解し点検再び組み付け
リバウンドアジャスター、プリロードアジャスター共にクリアランスなどきつめな為
下手をすると摺動面が傷だらけになったりリバウンドアジャスターのクリック調整ができなくなるなど
不具合が発生しえらいことになると聞いていたので各部動きをみながら慎重に丁寧に組み付け。
エア抜き、油面の調整をし専用工具を使って組み込み完了。
カートリッジフォークの分解作業に欠かせない工具、一人でできた君は便利で良くできています。
フォークにデータステッカーを貼って完成
あとは平行出し
あたりまえですが
アクスルシャフトを正規トルクで締め付けてからフォーククランプボルトを締め付けるは大事な事だと思います。
フォークスプリングを変えたことにより若干まえのめりだった車体姿勢も改善され
シュッとした美しい立ち姿のスポスタ1200Sとなりました。
千葉市の中心街(広小路交差点、千葉神社近く)でオートバイと電動自転車の販売修理業を営んでおります。
カスタマイズ又はパーツの製作、加工に関することなどもお気軽にお問合せください。
お問い合わせはお電話、FAX、メール等でお願いします。
〒260-0012
千葉県千葉市中央区本町1-1-8
電話&FAX 043-222-4323
定休日 水曜日
メールアドレス wired_mc@outlook.jp
WIRED(ワイアード)&ヨシノオートCYCLE