当ブログ内でも掲載回数の多いブラック/ゴールドカラーの900Rニンジャ
GPZ900R本来の調子を取り戻すべく
シリンダーヘッド、シリンダーを主に内部の関連部品全てカワサキ純正新品に交換。(販売終了のロッカーシャフトは除く)
ピストンはヴォスナーの75ミリで972cc化、カムシャフトはWEBCAMのSP-1
という仕様で組み込み
同時にシリンダーボーリング、シリンダーヘッド面研、バルブシートカットも実施
この画像は
エンジンオーバーホール作業完了してから約1か月後のオイル交換時
オーナーさん、全体的にパワー感も増しコーナー立ち上がりでの速さを感じたと満足いく内容でした。
以下、作業内容
まずはヘッドカバーを開け確認
GPZ900Rヘッド廻りによくある症状で
油膜切れ等によるかじりも無くカムシャフト、ロッカーアーム共に綺麗な状態
日頃のこまめなオイル交換の実施も効果があったようです。
ピストン、シリンダー内壁もカーボンは堆積してはいますが特に大きなダメージは無し
ステムシール
取り外しが完了したら燃焼室を主にカーボン除去その後、清掃脱脂
オイルパンも念の為はがし点検も兼ね清掃脱脂
O-リング、パッキン類も全て交換。
シリンダーボーリングなど内燃加工は業者に依頼
バルブシートカットは組み付ける新品のバルブを
ボーリングはヴォスナーのピストンを
それぞれ持ち込み作業依頼
加工後、戻ってきたシリンダーとヘッド
ピストン、バルブ共に番号が振って有り個々の寸法に合わせた加工が施工されています。
その結果バルブのすり合わせもごく簡単にで完了。
今回はここまで続きはのちほど
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