え? 

あんなトコにブドウらしき木が...?






あ、やっぱり下から生えていたのか...。






と、ダ-リンの呆れる顔もそっちのけで、いつものようにパシャパシャとデジカメで写真を撮っていると、

「素晴らしい建物でしょう。この家はねえ....。」

「あそこに埋め込まれているプラ-クがあるでしょ? あれはね...。」

と、この写真に撮ったお隣の建物について話し始めるおじさん...。


それで終わりだと思ったら、このハイ・ストリ-トにある歴史的な建物の説明を始めます。

 あれはテュ-ダ-時代(1485 ~ 1603)の裁判所だったとか

 あの赤い家はチャ-チル奥様が住まれていた家だったとか

 以前は薬屋だったけど、今は不動産屋になってしまった、、英国で現存している最古の、13世紀に建てられたお店とか

 今はヒップなレストランになってしまった、19世紀の市庁舎とか

 ア-ル・デコのシネマとか

 火事で全焼してしまい、屋根瓦の一枚一枚を置き直して修復されたインとか

 その他、19世紀の英国初の、ロンドン-バ-ミンガム間の鉄道の線路に使われた敷石が移動されて敷かれた歩道とか、

 この町は、サクソンの指導者達によって、1066年、ヘイスティングスの戦いで勝利を得たウィリアム1世が、イングランド初の王位をオファ-され、アクセプトしたところだとか、

 14世紀に、あのカンタベリ-物語で有名な、“英文学の父”といわれるチョ-サ-が、バ-カムステッド城に、ブラック・プリンスのクラ-クとして働いていたとか...etc etc


その方、少し酒気をおびた息をしているので、酔っているのかと思ったらそうでもなさそうです。


これは土曜日に、バ-カムステッドという小さな町に行った時の出来事でした。


家に帰ってからウェブ・サ-チして調べてみると、あのおじさんが説明して下さった事は、調べられた事に関しては事実でした。

あの方は地元のヒストリアン(=歴史家)?

それともただの知識人だったのでしょうか?

通りがかりの方に興味深い町の歴史を伺う事ができて、何か信じられないような、ありがたくて喜ばしい出来事でした☆