まだまだ続きます。(笑)


Kościół Mariacki w Krakowie=St Mary’s Basilica=Basilica of Virgin Mary=聖母メアリ-・バシリカ(教会堂)


中央市場広場の片隅に、クラカウ一の、聖母メアリ-・バシリカがあります。


(右が織物会館、左がバシリカです)


14世紀に建てられた、ゴシック調の壮大なバシリカです。

一歩、中へ足を踏み入れると、その色彩豊かで煌びやかな内装に圧倒~!!!されてしまいます。




(↑全てウィキミディアより)


私はこういう煌びやかで壮大な宗教の建造物を見るたびに、宗教というものの矛盾さ、偽善さを痛感します。

こんな立派な建物を建てるより、どうしてその経費で一人でも多くの貧しい者達を助けようとしなかったのでしょう?
(このバシリカを建てる経費は全て、貧しい一般市民から徴収されたものだそうです。)



このバシリカには、ヴィ-ト・ストスというドイツの彫刻家による、ヨ-ロッパ一大きなゴシック調の、地元の人々をモデルとして彫刻された祭壇があるので有名です。

1477年から、12年もかけて完成されたものだそうです!


(ウィキミディアより)




(ウィキミディアより)

↑この左の塔の上からは、一時間毎に“ヘイナウ(ハンガリ-語で、『夜明け』を意味する)”と呼ばれる、生のトランペットの5つの音階による、単純なメロディ-が奏でられます。


(ウィキミディアより)


あまりにも高い塔の上から奏でられるので、その音色は広場の賑わしさにかき消されてしまいそうに、わびしそうに虚しく空へと広がっていきます。

南に面した窓から流れるその音色に耳を澄ましていると、途中でピタッと止まってしまいます。

そして窓が閉められ、今度は西に面した窓が開けられ、同じ旋律が奏でられます。

そしてその旋律は同じように途中でピタッと止まり、窓が閉められ、次は北、次は東にと同じ旋律が繰り返されます。

これは当時、その先・東西南北にある、クラカウの町をを守っているそれぞれ4つの門の門番へ向けて、『夜明け』『正午』『日没』を告げる為、奏でられたものとか。
(北にあるのが、バ-ビカンのある聖フロリアンの門ですね)

これがどうして途中で止まってしまうかは、いくつか説があるそうです。

一番有名な伝説は、13世紀にモンゴル族の襲撃を知らせようとしたトランペット奏者が、奏でている途中、敵に喉を弓で射られて亡くなってしまったので、それを再現しているのだとか?