Centrum Sztuki i Techniki Japońskiej "Manggha"-後編-


この近代的な建物...。


http://www.manggha.krakow.pl/new/より)


この屋根は日本画に多く描かれている海(の波)を表わしたもので、同時にまわりの空間と展示されている作品をエコ-させたものだとか何とか...。


(これは違う角度から...どこのサイトからか、忘れました^^;)

入場料10zlt(約385円)。

薄暗いモダンな展示室に入ると...

暗すぎてあまり良く見えませんが...

う、浮世絵だ!

何というくっきり鮮明な色彩!

この藍が...

優しい、目の覚める鮮明な深~い藍!

この藍色は北斎の時代、ペルシャから渡ってきたとか...。

ほんのりした桜色が...

シミひとつ無く、保存状態が最高に良いのでびっくり。

まるで今、何色も、回を重ねて、丁寧に、慎重に刷り上げられたばかりのようです。

この新鮮さ!

浮世絵は全て、部屋が汚れる度に100回近くも引越した(!)と言われる葛飾北斎か、東海道五十三次絵の歌川広重の作品で、ほとんどが風景画。

広重による、桜の幹に開いた穴から眺められた富士が描かれている、視点(?)のなかなか面白いものがありました。

『小金井から眺めた富士』の“こがねい”の事を“KOKANEI”って書いてあったのが気になりました・・;

たくさん有るのだろうからと、急いで見てまわったら、もう出口でした。

2階が有るのかと思ったら、そこだけ。

え~?全部で50点くらいしか展示されていないのでは?

な~んだ...。

(保存上、定期的に少しずつ展示公開されているそうです)

見てまわるのに、30分もかからなかったでしょう。

で、今度は少し時間をとりながら、再度一枚一枚見てまわりました。

浮世絵なんてダ-リンが退屈してしまいそうで、一緒に連れて来ちゃって可哀相だったなぁと思ったら、彼のほうが一枚一枚に、じ~っくりと時間を費やして、細部まで隅々と観賞している程でした。

そして浮世絵の実物を目の当たりにし、その素晴らしさにものすごく感動していました。

私より感動が強かったのでは?

日本のものにそんなに感動してくれて、とても嬉しかったです☆



その後は、館内にある日本風のカフェでひとやすみ...。



(↑これはマンガ館のサイトからです。
随分閑散として写っていますが、私たちが訪れた時はテ-ブルセンタ-が敷かれ、その上にガラスの長い花瓶にすっきり入ったガ-ベラの一輪挿しと、小さな蝋燭が灯されていました。)


広い空間を上手に利用した、洗練されたデザインの、とても落ち着いたカフェです。

とってもおいしそうなケ-キがいくつか有りましたが、ホテルの豪華な朝食でまだお腹一杯だったので、カプチ-ノだけ頼みました。

透けるガラスの壁の向こうには、広く、ゆっくり優雅に流れるヴィスワ川。

その向こうには、緑のヴァヴェルの丘。

その丘の上にはヴァヴェル城。

大きなカップにサ-ヴされたカプチ-ノを一口ずつ、ゆ~っくりと味わいながら、目の前に広がるパノラマの景色をしばらくの間、堪能しました。

対岸の河辺を歩く小さな人影を何となく眺めたり...

ゆっくり漂う雲を目で追ったり...

あ~、ヴィスワ川のようにゆっくりと流れる時(とき)に身を任せ、想いは遥か彼方へと漂う...。


(↑ダ-リンの不気味な黒い影・・;)

そのカフェでお休みした時間は、まったくもって至福のひとときでした☆

あのゆっくりした時間って、今回の旅行のハイライトだったかも☆☆☆




余談ですが、昨日のブレックファストという朝のニュ-ス番組で、ある有名なイタリア人のシェフが、イタリアではカプチ-ノは朝しか飲まないと言っていました。
そして上にチョコレ-ト/シナモン・パウダ-なんて乗せたりしないそうです。
はぁ~そうなんですか。
こちら(英国)では、どちらかというと午後のひとときの飲み物かな?


この館を訪れるのは、20代の人達がポツポツといった感じです。

訪れる人数に比べ、小さな展示室内にアテンダントが6人もいました。

たいてい美術館とか博物館には、その館内に展示してある作品の絵葉書とかポスタ-を売っているのですが、ここでは関係ない浮世絵のものしか売ってなかったので、残念でした。

気に入った作品の絵葉書、記念にほしかったな...。


(↑マンガ館のサイトから)

マンガのお話は、簡単ですが、これでおしまいです。

次回は...?(笑)

Holiday in Krakowt.b.c...