昨夜は全く信じられないほどに完璧すぎる素晴らしいドキュメンタリーに感動させられました。
チャールズ・ラッセルという熊さんに一生を捧げているカナダのナチュラリストの物語。
彼は大熊グリズリー・ベアー
などが‘人間を襲う恐ろしい獣’という‘熊は恐ろしい獣’というイメージをとりのぞこうと熊とは恐怖心を捨てて接すればこんなにフレンドリーな動物なんだと人々に理解してもらうよう活動なさっているお方。
過去11年間ロシアの動物園から親を亡くした小熊を救って南カムチャッカ
にある大自然の中でその小熊を育て上げ、自然にもどす活動をなさっていた方。
このドキュメンタリーはその様子を去年フィルミングされたもの。
その南カムチャッカにある彼の居住している所が信じられないほどに完璧な所なのです。
美しいとか言葉ではとてもあらわすことのできない所。こんな素晴らしい大自然がまだ地球には残っていたの???
見渡す限り地面一面に生えている緑草、花、茂み...澄みきった水、純白な雪、蒼く聳え立つ富士山そっくりの山、抜けるような青空...。全てが完璧すぎる!!
彼の居住している小屋近くに現れる野生の熊でさえベテランの俳優のようにふるまっているのです。
かゆいおしりを真っ白な雪の上でゴシゴシしたり、四つ足で立ってて前足で胸をゆっくりボリボリかいたり、ただノソノソゆっくり歩いているだけでも全てのしぐさがとっても親しみがあって思わず微笑みを誘うって感じ。
その年引取った2匹の小熊はアンディーとマリースと名づけられ、アンディーはものすごいいたずらっ子。
カメラのマイクについてるフワフワのカバーをいけないのわかってるのに取って逃げて追いかけられるの面白がったり、斜面に積もった雪の上で何度も滑り台をして遊んでてラッセル氏がもう帰ろうとするとごねてまだまだ滑って遊んだり...。
2匹の小熊を連れて大自然の中お散歩しているラッセル氏。黄色いバターカップのお花を歩きながらカプッカプッと食べたりする小熊たち。
前年に育てて野生に返した2匹の熊達がもどってきちゃったり、生きた鮭を川に放して魚の取り方教えたり、野生の熊に襲われそうになったり...。
そのラッセル氏が小熊達に接する態度はいつもリラックスしていて優しくゆっくり口調でほんとに自分の子供に接しているよう。
最後の別れのシーンは間接的にフィルムされていたけど涙がじわ~。
その後マリースが野生の熊に殺されてしまったとナレーションが入り涙を必死でこらえる...。
見終わって早速グーグルで彼のこと調べたらファンドがつきてこの活動は終わってしまったようです。
残念な事です。でも彼ももう65才で体力が衰えているようなのでしおどきかも。
今では熊への理解を広める講義、活動などなさってるようです。
熊といえば私ムツゴロウさん尊敬してたけど、彼ドキュメンタリーをドラマティックにさせる為平気で小猫の足を笑いながらボキッと折っちゃうなんて裏話聞いて、何それ~!!!とひいてしまいました。
ラッセル氏は誠実に一生を熊さんに捧げているお方です。


