入り口から出ようとするとそこには満面笑顔のダーリンが待っていました。
きゃ~何か恋人同士の待ち合わせって感じ!
彼はあちこちぶらぶらしながら彼なりに楽しかったようです。
と信じ込む私は軽薄な妻。
地下鉄の駅に向かったのですがフローラル・ストリートに近づくと『まだ10時だしアリーナ見てみようかしら?』と気がまぐれてしまいました。
ここはオペラ・ハウスのステージ・ドアがある通りです。
行ってみるとガラスのドアの中や外にちらほらファン達が集まっております。
中にいるのは殆どがお上品なおばさま/おばあさま達。
次々と人が出て来ます。
でも誰が誰やら?
髪が濡れている人はバレエ・ダンサーですね。
舞台の後でシャワー浴びて汗流すのですね。
みなさん素顔がきれい。
えっ、こんな人が?という方もおります。
あっあの東洋人です。ようへい君
とかいう日本人らしいです。
おば/あさま達にとても人気があって色々話しかけられております。サインとかしております。背が高~い。
オーケストラの人とかも出て来ます。
何でもない舞台裏の人とかが出て来ると『きゃ~サインしてぇ!』と驚かせてやりたくなっちゃいます。
アリーナはなかなか出てまいりません。
一度こうしてアリーナが出て来るの待ってみた事があるのですが、ずっと待っていたのに疲れているので裏口から帰りましたと言われた事があったので、あまりダーリン待たせるのも悪いと思って『帰らない?』と聞いたら彼は出てくる人達やファンの人達見てるのが楽しいらしい。
あっやっとアリーナが顔を見せました。
小さ~い!とってもスウィート!
話しかけられれば誰とでも気さくに長々とお話しております。
ほんと小さい!顔が私の半分くらいしかないのでは?
肌が荒れてる。若いのに口のまわりがしわしわ。
彼女は英国では『犯罪者の国』として敬遠されているルーマニア
出身。
なんかルーマニアの孤児というイメージがあります。
私の前を笑顔で通り過ぎようとしております。
彼女は私が話しかけるのを待っていた感じ。
でも私はドキドキして話しかけられません。
まったくこの年になって随分ずうずうしくなったと思ったのにこういう時ってはずかしがり屋のティーン・エイジャーにもどっちゃうんだから...。
通り過ぎてしまいました。
するとダーリンが『ここまで待ったのに‘こんにちは’くらいしないの?』
『そんな事言われてもはずかしくって...。』なんてもじもじしている私。
『今話しかけなかったら一生後悔するよ。』とダーリン。
『いいの。』と言う私にダーリンは私の背中を押して
「僕の妻は君のこと世界一のダンサーだと賞賛してるのに恥ずかしがって挨拶しようとしなくて..。」
なんてアリーナに話しかけちゃったのです。
彼女は「まぁどうして?どうして?どうのこうの...どうして?うんぬん...。」
私はとりあえず握手してご挨拶。
ちっちゃ~いおてて!ちいさくて、あたたかくて、汗でベトッとしていました。
私はただ彼女を賞賛するのみ。会話ができません。
ドキドキドキドキ...。
会話ができないもので『はやく他の人とお話ししにあっちに行ってぇ!』とか心の中であせっても彼女は動こうとしません。ほんとファンを大切にする優しい子ですね。
私は「じゃグッド・ラックね。」と言って対面を終わらせようとしたら彼女は『何のGood luck???』といったようにキョトンとしてしまいました。「えっと将来のどうのこうの...。」と言葉を濁す私。
それでやっと彼女はボウ・ストリートに向かって帰途についた模様。
あ~まったくお恥ずかしい話。
彼女っていくつになったのかしら。23?24?あちらの方は早くに結婚するからもしや私、彼女のお母さんくらいの年なのでは?
いくら年取っても恥ずかしい時ってどうにもならないのね。
会ってみてとても親近感がわいたけど、お星様はやはり遠くから憧れ抱きながら見ていたほうがキレイ。
その羞恥たっぷり感動を胸に私たちも帰途に着いたのでした。
や~っとのことで T h e E n d
みなさまおつかれ様でございました!Thanks a million!
次は 'Day Out @ Waddesdon Manor 05 Nov 06 ’です!覚悟しといてネ!