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ケーキのセレクションがとってもおいしそ~!で後ろ髪ひかれる思いをしながらWolseleyを出て来た私たち。

空腹と疲れで弱気になった私たちの視界に入ったのが通りを隔てた角にある‘食事もできるケーキ屋さん‘ティセリ・ヴァレリー  Patisserie Valerie


ここは一昔前ケーキでけっこう有名だったとこの支店です。でもその当時、見た目は『すっごくおいしそ~!』なケーキは食べてみると...でした。ほんとまずかった。


『狭いけど何か素敵な所...。』

ともう歩きたくないのもあってお店に入ります。

店内はテーブルが9つしかなくて満員。4人ほどの列ができております。

ダーリンは『どうする?』って聞くけど私はもう歩きたくないので『ここでいいんじゃない?』と決定。


ダーリンが列に並んでいる間私はショー・ウィンドーに行って『ど・れ・に・し・よ・う・か・な~。』と陳列されたケーキに目移り。

『あまりセレクションがないなぁ。もう5時近いから売り切れちゃったのが多いのかな。』と思ってるともうテーブルが開いたもよう。


とっても可愛いウエイトレスが何かバタバタしております。

席につくとダーリンが『今ちょっとしたインシデントがあったんだよ。』と言う。

並んでないのにこの開いたテーブルに横入りした4人組がいて、あの可愛いウエイトレスがダーリンのほうが先に待っていたとその人たちに注意したそうです。するとその人たちはお店を出ていってしまったそうです。

へぇ~しっかりしたウエイトレス。店としてはひとつのテーブルに4人座ったほうがもうかるだろうに。

とそのウエイトレスに感謝。とっても爽やかなサーヴィス。今のロンドンではめずらし~い。


メニューを見ていると『あっクラブ・サンド がある!』

先月パリに行った時どこに行っても目についたのがこのクラブ・サンド。とってもおいしそうだったけどパリに来てまでUSAオリジナルのクラブ・サンドなんて...。と食べずにいてずっと食べたかったものなのです。で、迷わずそれに決めました!

ダーリンはスモーク・サーモン・サラダ&ブレッド。

飲み物は今カフェインのディトックス中ですので、あっ、だからウルスリーに行かないように運命が組まれてたのかな?なんて運命とかに興味ない私がそんなこと思ったりして...レモン・ヴァービーナ Lemon Verbenaにしました。ダーリンはタップ・ウォーター=水道のお水。


ここはオーナーがベルギー人らしく店内もそんな感じですぐに楽しいホリデー気分。単純って得ね!


私のドリンクがきました。何か寝ぼけた感じのとろそうなウエイターが運んできました。

レモン・ヴァービーナはステンレスのティーポットに入っていてそれを薄める用にお湯の入ったもうひとつのティーポットつきです。

さっそくソーサーつきの白いカップに茶漉しを使ってそそぎます。

良い香り~!

おいし~い!

ティーポットの蓋を開けて中を見てみるとフレッシュ・リーフ生の葉です!おいしいはずです。感激!


食事もすぐにきました。

新鮮な色とりどりのサラダ&クリスプスと一緒に奇麗に盛り付けられていてトースト具合も上出来。

とろそうなウエイターが『ペパーはいりますか?』と聞くので ‘Yes, please.’

それを待てずにさっそく食べま~す。

う~ん、おいし~い!

ダーリンのスモーク・サーモン・サラダも新鮮なスモーク・サーモンがた~っぷり。

もう空腹だったもので二人とも食べるのに夢中になります。途中お互いの食事を食べあったりします。ダーリンは私にもっと食べなよと数少ないアーティチョーク等をくれたりします。やさしいね。

あのウエイター、ペパーを持って来てくれません。


ふと気づくと横にはテーブル待ちの長い列。待ってる人たちがじろじろ私たちを見ております。なんか動物園の動物になった気分。ちょっと落着かなかったけど気にしてられません。

あ~おいし~い!


あのとろいウエイターが『あれ?ペパー持って来ましたっけ?』

’I don’t think so.’

あわてて大きなペパーを持って来て半分食べてしまった食事の上にガリガリガリ...。


何かハイ・クラス風の年配の女性が『はやく食べて出てってよ!』って感じて列を無視してテーブルのまわりを上品に歩き回っております。奥の席があいた途端その女性は椅子に座り、入口付近にいるパートナーと思われる男性に来るように合図しております。でもその男性は無視。女性はあきらめてその男性のところに戻って行きました。


食事が終わるとケーキです。どれもおいしそう。でも味の上達は..?

ダーリンはプロフィトロール風のものを。私はチョコレートとミックス・フルーツのものを注文。

ダーリンはそれに紅茶のアフタヌーン・ブレンドを注文。

注文をとるとあのとろそうなウエイターはまだ飲み終わっていない私のドリンクをさげてしまいました。

ダーリンは『新しいの持って来てくれるみたいだよ。』と言うのでそのままに。


ケーキが運ばれダーリンの紅茶もきましたが私のドリンクは...。

紅茶にミルクと茶漉しが忘れられております。

とろいウエイターにそのことと私の飲みかけのドリンクを持っていってしまったことを言ったら彼なりにとろく謝って『新しいのをすぐお持ちします。』とのこと。


すぐきました。『これは無料です。』という。

’ I hope so! ’


ケーキはやっぱり上達全く無し。プロフィトロールのほうは結構食べられました。

ケーキを食べていると私の横にデブッチョな男が立っている。

少しすると私たちのとなりのテーブルで食事をしている年配の上品そうなカップルの男性がその横に立ってるおデブさんに

『そんなところに立たれては落ち着いて食事ができない!』

と抗議。

そのおデブさんは席を待ってるだけだととぼける。

『席を待つにはあの列に並ぶべきだ!』

ととなりの男性。

おデブさんはシブシブうしろにたじろぐ。

私はその男性に

‘ Well done! ’

とひとこと賞賛を送る。

なんかおもしろ~い。


食べ終わると私はお化粧直しにおトイレに。

テイト・モダンでは鏡に映った醜い自分に驚愕したほどですが、おいしい食事をしたせいか何か美しく見える自分の姿..。と自己陶酔に一瞬陥ります。でもすぐに現実にもどされてしまいました。


テーブルにもどると清算をすませたダーリンが『£26だったよ。』と意外に安かったので笑顔。

あの可愛いくてしっかりしたウエイトレスに 'Thank you very much! Bye! ‘と笑顔でご挨拶して店を出ます。

彼女も笑顔で『またお越しくださ~い。』

Wonderful place, wonderful food, wonderful service,….pity about that cakes.


T.B.C.......