月に一度のご挨拶 WIN&WINセミナー 塾長の手紙 -30ページ目
塾長の古田修一です。
 2月になりました。今年は閏年ということもあり、2月は29日まであります。受験生にとっては、例年よりも1日多く時間をとることができます。1日だけではありますが、やれることは多くあると思います。埼玉県公立高校の入試は3月2日です。残された時間を有効活用して、当日に最高のパフォーマンスができるよう、頑張ってほしいと思います。
 高校受験生、大学受験生ともに、土日にも多くの生徒が自習に来ています。WIN&WINセミナーは、入試まで学習できる場所をできる限り提供していきますので、是非ご利用ください。
 今月は14日(日)に保護者会を開催しました。ご参加できなかった方もいらっしゃいますので、今月号の「塾長の手紙」では保護者の方に是非お伝えしたいことをまとめていこうと思います。

<保護者会で伝えたかったこと>
まず塾長である私から、今年度からの塾にかける思いや、年間の取り組みなどをお話させていただきました。
 毎年保護者会の時にはお話させていただいておりますが、WIN&WINセミナーは、単に成績だけを上げればいいという考えの塾ではありません。成績面と人間性を共に向上させる塾を目指しています。単に成績面だけを伸ばすことができても、社会に出たときに「どう動く」ことができるか、「どう考える」ことができるかが問われると思います。こういった能力は、単に勉強しているだけでは当然身につけることができません。また、単に塾の授業の中ではなかなか、そのような能力を引き出すことができません。そこで、授業面以外にも、「創造塾」や「自然塾」などの課外活動を通して、それぞれの生徒の良いところを発見し、勉強面以外の輝きを伸ばしていきたいと思っています。このような活動をしていくためには、時間も手間も費用もかかります。今は若干の参加費を頂戴しておりますが、それでもマイナスが出てしまっているのが現状です。しかし、それでも続けているのは、人間性と学力を共に伸ばしていきたいという設立当初からの強い思いがあるからです。
 もちろん、勉強面は必要ないかというと、そんなことはありません。勉強ができるということは、論理的に物事が考えられることにもなりますので、社会に出て仕事に就いたときにも、その力は発揮されます。
 私は大学を卒業して仕事をするようになってから、勉強の大切さを感じました。それは、科目の指導上はもとより、それ以外の仕事においてもです。調べたり考えたり、考えたものを上司に報告、発表したり、発表したものを実行に移してみたりすることは、勉強の過程と同じように感じられます。この力が欠けると、人間性が高くても、それ以上のパフォーマンスができません。「何のために勉強するの?」とよく生徒にも聞かれることがあるのですが、私はいつもそのように答えています。
 要はバランスが必要です。どちらに偏ってもいけません。WIN&WINセミナーは、これからもこのバランスを保ったプログラムが展開できるように、考えていきます。
 これらの考えを一言でまとめたのが、「塾是」です。

<塾是から塾のあり方を考える>
~塾是~
「人格を向上させると共に
社会に貢献する人財の育成」
 WIN&WINセミナーは「人格を向上させる」学習塾なのです。そこで、ふと思いました。これまで3年間塾長をやってきましたが、私自身の人格の向上はどうなのだろうと。人格の向上について語れるような努力はしているのかと。
 いろいろと考えていると、発見があります。「日本の社長」というホームページでイエローハットの創業者である鍵山秀三郎氏の話を読むことができました。これには久しぶりに感動しました。
 その中で鍵山さんは次のように言っています。
 「誰もが特別なことをしたがりますが、世の中に特別なことなんてありません。ないものを探しているうちに、一生が終わってしまいます。でも平凡なことなら、いくらでもある。その一つひとつを大切にしていけば、やがて大きな力になります。多くの同業他社さんは特別なことを追い求めました。一方、うちは平凡な掃除を大事にしました。まわりから何を言われても、徹底的にやり続けました。その結果として、人間性を無視した経営手法に走ることなく、会社を発展させることができたと思っています」
 鍵山さんは掃除を徹底して会社を大きくすることができました。掃除をして気持ちが良くなる。気持ちが良くなると社風もよくなると言っています。

<まずは塾長としての実践から よき「塾風」作り>

私はこれを読んだときに、「これだ!」と思いました。2年前から塾内の清掃に積極的に取り組んできましたが、それをさらに徹底させようと思ったのです。掃除を通して塾の「風」の質を高めると、生徒たちや講師たちの気持ちが落ち着き、気持ちも前向きになり、今あるWIN&WINセミナーのよさをもっと高めることができるのではないか。また、掃除のような「凡事」を徹底させることにより、自分自身の人格の向上もできるのではないかと思いました。そして、もし私がこの「凡事徹底」を貫き通すことができれば、「塾風」で塾が運営できるのではと、すっと胸に落ちました。
しかし、まだ私はやりはじめて間もありません。頭では理解できましたが、それを実行に移した段階とは、まだまだいえません。このことは、今年一年でどのくらいやり通せるか、塾長としての一つのチャレンジになります。
さて、いざ徹底の掃除をしようと思っても、どの程度徹底すればいいのか、最初はわかりませんでした。(それだけ「徹底」を意識していなかったので気づいていなかったのかもしれません)そこで、まずは継続してみようと決めました。これまでの2年間は、やる日もあればやらない日もあるということで、継続とまではいきませんでした。一つの工夫として、掃除をする時間を決めました。出勤してからすぐに始めることにしたのです。この毎日継続の心がけは、1月1日から始めました。出張などで塾を留守にするとき以外、今のところは継続できています。
継続しているとしだいに、いろいろな気付きが出てくるようになりました。その日の掃除で、この部分がまだ汚れているから、次回はここを掃除しようと思えるようになりました。今では毎日テーマを持ちながらやっています。
トイレ掃除も、最初は見える部分しか掃除していませんでした。しかし、気になるところがでてきました。それは、暖房便座の裏側です。どのようにはずせばいいのかわかりませんでしたので、インターネットで取扱説明書を検索し調べました。すると案外簡単に取り外せることがわかりました。(便座は取り外せないものと勝手に決め付けていました。)
いざ取り外すと、ほこりや汚れが目立っていました。モスビル2階のトイレは業者の人に月1回メンテナンスをしてもらっていますので、そこまでしつこい汚れにはなっていませんでしたが、それでも時が経つと汚れてしまうようです。
取り外しの作業はさほど手間ではないとわかったので、最近は取り外しての清掃も毎回のルーティーンの中に入れました。少しの気づきでも、だいぶ綺麗さが変わってきます。
まだこれからいろいろな発見があるのだと考えると、楽しみも出てきました。まずは継続を心がけてやっていきます。

<「凡事徹底」を塾全体の取り組みへ>
今年から意識し始めたこの「凡事徹底」ですが、これを塾全体の取り組みにしたいと今考えています。それは、身近にある平凡なことを丁寧にやっていくと、学習面はもちろんのこと、心の面の向上にもうまく働くと思うからです。
今考えているのは、月々の「凡事」を私から提示し、それを生徒だけではなく、講師も意識をして取り組んでもらうことです。月々の授業の冒頭に私から「凡事徹底」に関するお話を授業の中に入れていこうと思っています。
塾の中での「凡事」を考えると、次のようなものがあがりました。
(1) 下駄箱の靴はそろえましょう。
(2) 授業が終わった後には、消しゴムのかすをゴミ箱へ。
(3) 「あいさつ」を明るく元気に。
(4) 登塾時間・下塾時間を守りましょう。
(5) 言葉遣いに気をつけましょう。
そして、ただ目標を立てただけでは、なかなか実践にはつながらないと思いますので、日々の授業で、どの程度目標を達成できたかを振り返る機会をつくろうと思います。授業の時間もあるので、手間にならないような振り返りの方法を考えているところです。

<平成28年度からの新たな取り組み>
日々進化を続けるWIN&WINセミナーですので、平成28年度からの新しい取り組みも発表しました。
平成31年から大学入試の制度が大きく変わります。入学試験は、ペーパー試験が重視されていた従来の方法から、自分で表現し発表するようなプレゼンテーションの能力を問われるものに変わります。
英語も「読む」「書く」「聞く」に加えて「話す」能力もプラスされ、「4技能」と呼ばれます。
特に英語の変化に対応できるよう、新たな取り組みをスタートさせます。
一つ目は、幼稚園年長から「4技能」を学ぶことができる、「ピコのえいご」の導入です。そろばん塾ピコを当塾では導入し、多くの方に通っていただいていますが、この度ピコ本部が、低学年からの英語授業をリリースしました。
「ピコのえいご」は、普通の英会話などとは違い、単語を中心に学習していくものです。しかも、何度も書きまくるような苦痛な作業はせずに、自然と身に着けることができるツールを用います。また、リスニングとスピーキングは、現在世界180万人が利用しているMyETというソフトを使用します。このソフトは、出てくる音声をまねて発音し、マイクを通して発音の良し悪しが即時採点されるシステムで、カラオケの採点マシーンと同じようなものです。(保護者会ではこのシステムを実演しました)
これらの教材を駆使し、小学生のうちに1,000単語をマスターします。1,000単語は、中学2年生までの単語を100パーセント網羅していますので、中学にあがってからも英語嫌いになる心配が減ってくると思います。
二つ目は、小学生本科クラスに英語の音読を導入します。これまで、授業の冒頭に「無学年フラッシュ」をやってきましたが、この中に英語の物語文をいれようと、現在準備を進めているところです。意味はわからなくても、英語の発音やリズムを自然と身につけて、英語学習の一端になればと考えています。
中学部の授業では、毎回冒頭の5分から10分を使ってリスニング練習を行います。英語は耳から入り定着していきますので、英語の基礎力を固めるためにもいい機会になると思います。

<新規コースの開設>
5月連休明けを目標として、「自立型指導コース」を新規開講します。基本的には授業は行わずに、自ら考えたり調べたりする作業を重視します。授業の中ではその学習方法など、カウンセリングに力を入れて、生徒の学習のバックアップをしていきます。
時間帯も比較的自由に選択することができるので、部活動などで忙しい生徒にはぴったりのコースになります。現在準備中ですので詳しいことが決まりましたらお知らせいたします。
平成28年度も、生徒の皆さんが「通ってよかった」と思っていただけるような塾を作るために努力していきます。どうぞよろしくお願いいたします。


~最後までお読みいただき、ありがとうございました~
困難にも感謝する/PHP研究所

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