先日、子供達と「絵付け体験」をしてきました。
場所は「愛知県陶磁美術館」(愛知県瀬戸市)。
とてもお得に楽しく体験できたので、予約から体験まで一連の流れを紹介します。
夏休みの思い出作りなどに参考にしてくださいね!
まずは予約!
予約は体験希望日の一ヶ月前から可能です
子供達に確認したところ、粘土をこねる作陶よりは絵付けがいいとのこと。
受付開始後すぐに電話で絵付けを予約しました。
※コロナ対策のため、当面は直接電話予約か「じゃらん・遊び体験」での予約のみとなり、窓口での当日受付はされていないとのことです。
予約の電話では
・開始時間
・大人、子ども(中学生以下)の人数
※付き添いのみの人数も必要とのこと
・希望する体験コース(作陶or絵付け)
などを伝えました。
体験・予約方法の詳細は愛知県陶磁美術館HPをご確認ください。
当日の注意
時間には余裕をもって
今回10〜12時の予約にもかかわらず、家を出るのが遅れて受付到着が10時5分。
そこから素材決め→支払いをすませ、席について説明を受け、実際作業がスタートしたのは10時10分過ぎ。
終了時間は12時と決まっているため、
(もう少し早めに到着してたら時間のロスもなかったのに…)
と、後から悔やみました。
時間に余裕をもって、早め早めに行動しましょう。
汚れてもいい服装で
絵付け用絵の具は衣服につくとと落ちにくいとのこと。
汚れてもいい服装で参加しましょう。
体験料と材料費は?
思ったよりリーズナブル!
素材は「皿」と「湯呑み」の二種類から、現地で選びます。
お皿は直径30cmとかなり大きめ。
私は皿、子供二人は湯呑みにしました。
◆体験料の詳細
【陶芸実習室利用料 (2時間)】
大人…300円
子供(中学生以下)…150円
【焼成設備を利用する場合の加算額 (絵付け用) 】
1個あたり…300円
【材料費】
皿…620円
湯呑み…240円
※作陶はまた別の料金体系と思われます
※焼き上がったものを自宅に送ってもらう場合、別途送料が必要です
◆実際にかかった料金
①私(大人)が皿に絵付け
300+300+620=1220円
②次女(高校生)が湯呑みに絵付け
300+300+240=840円
③三女(小学生)が湯呑みに絵付け
150+300+240=690円
本格的な絵付けで2時間楽しめて、焼いてもらってこの価格。
すごいお得!!!!
◆延長について
上には足してませんが、私だけ12時に描きあげることができず、次の枠がたまたま空いていたので延長してもらいました。
(延長しない子供たちは体験室を出てロビーで待機)
次の枠(12~14時の2時間)の延長→ +300円。
ただ、結局はプラス10分くらいで終わってしまったので、15分早く家を出てれば延長しなくて済んだ可能性が大。
さっきも書きましたが、行動は早め早めがおススメです…涙
絵付けの手順
①鉛筆で下書き
鉛筆の線は焼いた後は消えてしまうとのこと。
描き間違いを気にしなくていいので気楽です。
(とはいえ下書きは薄めに書くのが吉)
画像は私が下書きした”幸運の神”ガネーシャ。
適当な鉛筆線がたくさん残りまくりですが、このまま絵の具でなぞっていきます。
(ちょっと筆で描きはじめちゃいました)
②絵付け
絵の具は
・茶色(仕上がりは黒~茶)
・青色(仕上がりは薄い青)
の二種類があります。
こちらが仕上がり見本の皿。
こんな風に濃淡を駆使して描けるとかっこいいのですが、筆に慣れていないとかなり難しそうでした。
混ぜる水の分量で濃淡を調整します。
事前説明で筆づかいの注意点などを教えてくれるので、よく聞いておくべし!
◆道具について
・絵の具用小皿
たくさん用意されています。
色別、濃度別に分けて使います。
・試し書き用の皿
絵の具の濃さの確認や、つけすぎた絵の具を落として筆先を整えるときに使います。
全員にひとつずつ貸してもらえました。
・筆
太さが何種類かありました。
先が割れているなど描きづらい状態のもありましたが、素人がガシガシ使う体験なので、これは仕方ないですね。
絵の具が混ざらないように使い分けます。
絵付けが終わったところ。
ピンクっぽい地の色は白に、
赤茶色の線は茶〜黒に(焼け方によって変わるらしい)、
紺色はもっと薄い青になる…はず!!
色がきれいに出ますように!
終了後、使った小皿と筆は自分たちで洗います。
子供達のようす
次女(高1)
大好きな「富嶽三十六景 神奈川沖浪裏」を描いていました。
湯呑みにぐるっとひと回り描くので、絵の端と端を自然につなげたいとのこと…
私が自分の絵付けでいっぱいいっぱいの間に、なんか難しいことをやってました(笑)
三女(小4)
描くものが全然決まらない〜!と迷っていた三女。
現地に置いてあったイラストカット集から馬の絵を見つけ、「馬にする!」と即決。
馬を何頭かと猛禽、富士山などを描いていました。
絵の具が手でこすれて伸びてしまいましたが、焼いた後に消えててくれるといいな〜
次女は波しぶきの水滴をわざわざ塗り残してました。
細かいことやっとらっせるわ…(名古屋弁)
図案は準備していこう!
何を描くか迷っている間に、作業時間はどんどん減ります
細かい絵を描き込みはじめると、2時間でも結構ギリギリ。
できれば
・事前に図案を決めて
・見本を紙で用意して
体験にのぞむのが良いのではと思いました。
最近はスマホで画像を確認しながら色々制作できますが、紙で用意するのは、スマホが使えなかったときに困るから。
(例えばお子さんが「スマホ貸して!」と言い出す可能性も)
なので紙!紙がおすすめです!
ちなみに現地には、机にセットしてあったイラストカット集コピー以外、参考書籍などはありませんでした。
(体験室前ロビーに本棚がありましたが、中の本が使えるかどうかは不明)
しっかり下準備をして、時間を有効に使いましょう~~
引き取りは1か月後から可能
体験後に作品は焼き上げられ、1か月後から引き取り可能になります。
体験時にもらった引換券が必要です。
引き取り可能になった日から一か月の間に引き取られなかった作品は廃棄されてしまいますので、引き取りはお早めに!
以上、愛知県陶磁美術館の絵付け体験レポでした。
参考になりましたでしょうか?
とても楽しくてお得な体験ですので、ものづくりや絵が好きな方はぜひオリジナルのお皿や湯呑を作ってみてくださいね!
焼きあがった作品についてもまた追記する予定です。
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