(今週の重賞情報)
重賞:今週の重賞All in One!
日曜:ダービー卿CT(2014)
日曜:産経大阪杯(2014)
来週:桜花賞(2014)
◎『大阪杯』に4歳馬の最強コンビ登場!
昨年の「有馬」で引退レースを飾った「オルフェーヴル」の池江師が『キズナとエピファネイアがいたらこんなに簡単には行かなかったろうね』と言ったとか。
最強馬の師がその能力を警戒していた明け4歳コンビが登場。
G2では中々お目にかかれない面白い対戦が実現する。競馬ファンにとっては見逃せないレースとなるだろう。
直接対決はダービーまでの3回で「エピファネイア」が二度先着してダービーでは「キズナ」が雪辱したように、力はほぼ互角。
当時は両馬共に折り合いに課題を残している段階であったが、秋には両馬ともそれを克服しており本格化。
「キズナ」が6カ月振りで「エピファネイア」が5カ月半ぶりと、休んだ期間もほぼ同じで中間の仕上がり状態も両馬共に及第点。
◎2強の優劣はいかに?
阪神内回りで自在の「エピファネイア」が追い込み一辺倒の「キズナ」より有利と言う向きがあるが、なにせこの頭数(8頭)だと説得力がない。ではどんな理由で序列をつければいいのか?
私は陣営の『微妙な思惑の差』が目に見えない仕上げの過程に有るのではないか、と見る。
「エピファネイア」はこの後「春天」には向かわず香港の「クイーンエリザベスⅡ世C」に向かう(4月27日)。
出国検疫と着地検疫を考えると、中二週でも使った後の調整時間がなく『一度叩いて』などと言う余裕がない。
故に、ここでシッカリと仕上げる必要がある。海外遠征慣れしている角居厩舎だけに、抜かりはなく相当の仕上げで臨んで来る筈だ。
一方の「キズナ」はあくまで「春天」・「宝塚記」が春の最大目標というのは間違いない。
そして、「エピファネイア」に「大阪杯」で勝ったところで”GⅠの称号が増える訳ではない”。そういった点でチョッピリだが余裕残しの調整。
ただ、それでも走ってしまうだけの能力はあるのだが、「エピファネイア」対「キズナ」として見ると前記した『微妙な思惑の差』で僅かに「エピファネイア」が有利と見るね。
◎楽な立場の紅一点が怖い存在に
さて紅一点のG1馬「メイショウマンボ」だが、こちらも休み明け、初の古馬牡馬相手と言う厳しい条件。
まして、この馬にはどうしてもここを使わないとならない理由がない。
『最強クラスのここを使って見て、これからのローテを決めよう』と言う楽な立場。
そういう点では武幸四郎騎手も気楽に乗れるだろう。しかし、それが逆に”怖い存在”として映る。
その証拠に、先週は6F76秒台の猛稽古で今週も坂路51秒台と、牝馬の休み明けにしては『メイチ』の仕上げを課している。
3キロの斤量差が対「キズナ」と「エピファネイア」として見れば、今回は順当に3番手評価になるだろう。
◎伏兵陣の評価は?
伏兵陣はと言うと、攻め駆けしないとは言えカレンブラックヒルに追い切りでトンコロを喰らった「カレンミロティック」や、雪で二度の長距離輸送をして惨敗、それらを割り引いても復調途上の「ショウナンマイティ」はもう一つ。
強いて言えば「ショウナンマイティ」が割って入る余地はあるかもしれないが。
休み明けを叩いた「ダークシャドウ」も以前の迫力にはまだ足りない。伏兵陣が上位三頭とはデキの点でも見劣り、下馬評通り『4歳スターの争い』になる可能性は大きいと見るね。 (田中)
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