〈今日の舞台〉
たのしいお昼寝

>たのしいお昼寝とは…
子どもと子どもの間に座り、2人同時にお腹とんとんする。
薄暗い。こしょこしょ話が暗黙の了解。

注意事項
(違うんだよ)(この前)(子どもって可愛いなエピソードが久っっっ々にあったから)(伝えたかったんだけれども)(ちょっと)(日記だと上手く伝えらんないから)(なんと)(あろうことか)

こころきらめくいまをときめく
らぶらぶ携帯小説すかさずスタート

(無駄にながいよ)(言っておくけど、本当に気持ちが悪いよ)(でもこの感動を伝えないとあと3秒で頭爆発するから)(書くけど)(読むのは自由だからね)

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「さあ、最後の電気消すよー
ほら、おめめつむってー。頭お布団につけてー」

お昼からちょうど一時間たった秋の光が、閉めきったはずのカーテンの端からうっかり漏れ、布団から出る小さな顔をふわりふわりと照らしている。(まぶしいだろうに)(これにより眠れないのかもしれない)(でもこればかりはしようがない)


ホールには、お腹いっぱいになってきちんとはみがきシャコシャコし、パジャマとの戦いに無事勝利し、帰還した(裏返し!)(うえーん!)(後ろ前!)(やってー!)60人を超えるイモムシと見間違う子ども達。(うねうねしている)(眠くないからね)(そりゃあ仕方がない)

に紛れて、先ほどからのこしょこしょ話の中に登場する「先生」と呼ばれる大きい人が、ぽつんぽつんと8人、子どもに紛れて静かに座っている。両脇の小さなお腹をぽんぽんぽんっと優しく安眠をうながしているようだ。(先生のほうがねむそう)(これは大変だ)


灯りといえば、カーテンから漏れる淡い光と、30段のはしごでも届かない(電球交換は業者にお電話する)(わあーおじちゃんかっこいー!)(危ないよ、ぼく)高い高い天井に8個ある長い蛍光灯の最後の残り、一つだけである。


一人の先生が、ホールを端から端までぐるりと見渡し、うん、と頷いてから、その足はよいしょと電気スイッチへと向かう。静かになり全員寝る準備が出来た、と確信したようだ。(どこを見てそう思うのか、全くの謎である)(しようがない、集団とは時間で動いている)


「さあ、最後の電気消すよー
ほら、おめめつむってー。頭お布団につけてー。しー静かに。」


そこまで一息で言い終わると、もう一度ぐるりと大きくあたりを見渡した。


それを見計らい、待ってましたと言わんばかりに右手を頭上高くに挙げる先生が一人。もちろん、指はパッチンの指だ。それと同時に、両脇の寝かしつけていたはずの子ども達に小声で何かを話しかける。

「ね、先生すごいから、見てて」(こしょこしょ話)

「「え!?」」(こしょこしょ話)

すぐさま話しかけられた2人の子どもの頭から、「おひるね」の4文字が、くしゃくしゃに丸めていらないぽいされる音がする。

おめめつむって命令が届かなかったその四つの大きな瞳は、あろう事か笑顔と共に上からふりかけられた言葉に、わくわくを隠しきれずにきらきら輝いている。(とってもきれい)


「それでは、消しまーす」

「いくよ?」(こしょこしょ話)「うん」(こしょこしょ話)


「パチン!(電気スイッチの音)」
「バチン!(指パッチンの音)」


暗。


右手がパチンと鳴ったのを合図に頭上の灯りが消えた。なんと魔法は成功したのだ。(どやぁぁぁ)


「パチパチパチパチ(拍手の音)」

薄暗いホールの片隅で声を押しころし満面の笑みで小さな拍手を贈る二人の男の子。


「せんせいのまほうは、きかいでできている」「何をいうか」「にひひ」
(こしょこしょばな/しつこい)

それから、好きな夢を見られる魔法をかけ、(まずは目をつむる)(見たい夢を思いえがく)(この時けっして言葉にしてはいけない)(見られなくなるからだ)(あとはおやすみなさいを言えば)(よし)(かんぺき)
満足したのか、やっとのことでおめめをつむって命令が受諾されたのであった。

「おやすみ」「おやすみ」


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正しい魔法の使い方

用法、容量を守り、お使いください。ピンポーン。


あ、
もう分かっているとは思いますが、
待ってましたと言わんばかりに右手を頭上高くに挙げるきちがい先生
は、私ですよ。ええ。

絶対馬鹿にされるかと思ったらまさかの拍手が思いのほか嬉しくて(笑)
を伝えたかった文書おわり。