前回、今、海外にいる日本人の子供たちが中国や韓国のクラスメートにいじめられることが多くなっていることについて述べた。
それらは、もちろん昨今の彼らの反日教育によるものだ。
しかし、我々日本のほうも、胸をはって彼らに反論できる教育をしてきていないことでの裏返しでもある。
彼らに反論することができる日本の歴史や文化の教育。
そして自分たちが誇れる歴史や文化の教育。
これら欠落した戦後の教育はもはやギリギリのところまで来ている。
海外に行ったり、外国人と接すると誰もが自分は日本人だ、という意識を持つ。ただ日本のことを改めて思うと実際知らないし、そもそも習って来なかった人も多い。
そして長らく続いた日教組主導による教育や朝日新聞を始めたとしたマスコミの自虐史観によって、
「よくわからないけどアジアにすごい悪いことしてたんだよね、自分たちは大悪人なんだよね」という漠然とした(間違った)罪悪感を抱く人も少なからずいたし、まだ、いるのだろう。残念なことだ。
先日、青山繁晴さんがアメリカ在住の日本人生徒たちに、日本についての講演を行なったそうだ。90分間。
さて、おいらなら、何を子供たちに話そうかな、と思う。
そしてあなたなら子供たちに日本について何を話しますか?
彼はこのようなことを言ったそうだ。
「日本に帰ったら(行ったら)、まず京都に行ってください。そして御所に行ってください。まず『御所』ってどういう意味か分かりますか?
(生徒の一人がThe Placeと答えたそうだ。)
そう、天皇陛下がずっといた所です。そこを見渡してください。世界のすべての国王や皇帝が住んでいる場所と違います。堀(ほり)も塀(へい)も何もなく、遠くから覗けるような建物です。
では、どうして堀も塀もぜんぜんないような所に天皇陛下はずっと住んでいたんでしょうか?住めたんでしょうか?
(違う生徒が、「人々から尊敬されていたからだと思います」)
そう。まさにその通り。でももっと深い意味があります。
仁徳天皇の話を今からします。
仁徳天皇は難波高津宮から遠くをご覧になった。家々から煙が立ち上っていない。『これは、みんな貧しくてお米も炊けないからなのだろう。税の取り立ては3年間やめよう。』と言われ、民衆から税を免除した。
それからご自身で質素倹約され着物も新しいものにせず、屋根もボロボロになり天井から星が見えるようになったそうだ。
3年立って高台に上がられると、家々から炊飯の煙が上っているのが見えた。
『私は富んだぞ。喜ばしいなあ。』とおっしゃいました。
その後もう3年税を免除された後、民衆からの逆に要望で税を取るようになり、宮の修理もされたそうです。
その時は民衆が進んで修理に参加したという話です。
民主。これは戦後欧米から教えられた考え方ではありません。
我々にはもともと我々の民主という考えがあったんです。天皇陛下の思いとその思いを尊敬するからこそ、御所には堀も塀もないんです。」
このような話をされたそうだ。
うがった見方の人は、そんな話、いいように作った作り話じゃないかというだろう。が、そんな考えは戦後アメリカの占領政策の賜物だろう。
いまだに天皇陛下の行なう儀式儀礼は我々日本国民を祈るものだ。そして、全国を飛び回り、特に、被災地に行かれ膝をつかれて話されるのは、天皇陛下にしてみればごく自然のことであり、まさに日本人独自の民主の伝統から来ている。
「日本っていい国だなあ」、と
祖国日本を思う気持ちを一人でも多くもってもらうようにしていきたいです。