先月、ジブリ鈴木敏夫プロデューサーがシンポジウムで語ったものをここらで紹介。ニコ動ニュースから引用
まずジブリのキャラクターの多くの声が、声優じゃないという理由と、どうしてその人を起用したかの理由。
鈴木
「ジブリでは衣食住を中心に描くわけなので、日常芝居が多いんです。そうすると、芝居も大げさだと困るんです。普通の芝居ができる人でないといけない。声優さんの芝居は、ハレ(非日常)とケ(日常)で言うとハレ(非日常)なんです。僕らが欲しいのはケ(日常)なんですよ。」
と、声優を批判(爆笑)声優は普通の芝居ができない大げさな連中なんだってさ(笑)
(※柳田国男氏の「ハレ」と「ケ」の世界観について、このコメントの前に論じたと思われる。ハレは「晴れの舞台」「晴れ着」といわれるように祭儀、イベントなど非日常的な場面。ケは逆に日常のことをさす。またケガレ(気枯れ、穢れ、汚れ)とは、日常のものが順調に行かず、不浄となりハレによって回復すると考えられた)
『となりのトトロ』のお父さんはなぜ糸井重里さんなのか?
「僕は『となりのトトロ』のお父さんは、ちゃんとしたお父さんではないと思った。自分の研究に没頭して、家のことはあまりやっていませんから。昔のちゃんとしたお父さんなら、威厳がある重厚な役者が欲しいんです。糸井重里さんは威厳がないですよね。それが欲しかったんです。お父さんであって、お父さんでないという。役者さんでそんなことができる人はいますか?そうやって考えるんですよ。」
ははは、糸井さんは、威厳がないからwぴったりだ!
『耳をすませば』のお父さんはなぜ、立花隆さんなのか?
「『耳をすませば』のお父さんの声を考える時、僕らが最初に思ったのは「普通の役者じゃダメだよね」ということです。今のお父さんの特徴というのはお父さんであってお父さんでない、無責任ということです。何とかお父さんをやっているけど、ちょっとくたびれているかな、ということで方言が欲しくなったんです。それで立花隆さんなんです。僕は「もう1回、糸井重里さんでもいいんじゃないかな」とも言っていたのですが。」
ははは、なんとかお父さんをやってるw無責任w で立花さんねえ。
雫(主役)のお父さんは、図書館司書の郷土研究家で、お母さん(室井滋さん)に家のことはまかせっきり。お母さんも大学院で学んでいて忙しいのに。お母さんが、受験生の雫が勉強しないからお父さんに何か言ってほしいと言うと、好きなようにしたらいいって言っちゃうんだよねwで、好きなようにして、最後に悟って勉強をまたし始めるようになる。おいらこのアニメが好きで、んで友達がなぜかこのお父さんの方言口調を真似てたのを、爆笑してたwぴったりです!鈴木さんにとっては、トトロのお父さんとかぶるわけですね。
『ハウルの動く城』でハウルの声に木村拓哉さんを起用した理由は?
「みんなにいろいろ言われましたね。「これでお客さんを呼ぼうとするのか」とか。だいたい言いたくないのですが、その時、僕や宮崎はキムタクってほとんど知らないんですよ。真相を話すと、要するに「ハウルはどういう男か」ということなんです。僕と宮崎の間で共通に決めていたことがあるんです、「男のいい加減さを持ったやつ」と。そうすると、この声は誰にやってもらったらいいですか?
本当に悩んでいたのですが、そんなある時、木村さんの方から出演のご希望が来たんです。僕は宮さんよりは世の中のことが分かっているので、「確かに人気がある人だよなあ」と思いました。そこで、娘に「キムタクってどういう人なの?」と聞いてみたんです。そうしたら「いい男だよ」と言って、その次に「いろんなこと言うんだけど、真実味がないんだよね」と(笑)。「これはいける!」と思ったんです。
それでとにかく声を出してもらうと、もう宮さん大喜びですよ。あっという間にセリフをこなしていって、宮さんの直しはほとんどなし。だって、男のいい加減さなんて難しいですよ。昔で言うと、森繁久彌さんだったらできたでしょうね。今の役者さんは、みんな真面目じゃないですか。ただ逆に言うと、みんな幅がないんです。「お父さん役をやって」と言ったら、普通のお父さんしかできない。「いい加減なお父さんをやって」と言ってもできないんですよね。
ははは、キムタクは真実味がなくて、いい加減な男ピッタリ!ってさw
次回は、高田純次さんなんて、どうでしょう??
ピクサーとの関係性
「これは(宮崎氏と)ジョン・ラセターという人との個人的な付き合いから始まったんですけどね。それで結果として、ジブリとピクサーが仲良くなったんです。米国でアニメーション映画を作るといったら、ディズニーが発明したいわゆるミュージカル映画しかなかったんです。ところが、ジョン・ラセターが若い時に『ルパン三世カリオストロの城』を見たら、ミュージカルじゃないわけですよ。ちゃんと普通の話をやっていて、これに衝撃を受けて、宮崎駿への尊敬が始まったんです。「日本ではこんなことをやっているのか」と思ってほかのものも見てみたら、みんなそうやって作っているので、もっとビックリしたわけですけどね。」
恐れ入ったか、井の中のアメリカ野郎!w
今後の、日本のアニメや漫画について
「僕はその伝統がついに、ついえるかなという実感があります。なぜかというと、昨今の漫画を読むと、誇張表現がどんどん減ってきているんです。また、アニメーションは日本ではなくて、中国で作られるようになっている。
(日本のアニメは世界的に広がっているんじゃないかという質問について)そんなに広がっていないです。今のところ、(非ヨーロッパ的であり、理性ではなく感性で描かれるため)驚いているだけではないかなと。
日本はアニメーションも漫画も今、風前の灯です。だから、この伝統がついえるのかなという気がしていて、どういう形で新たに別の形で再生するのかに興味を持っていますけどね。日本のアニメーションなんて95%は日本で作っていなくて、中国で作っているんです。
それに漫画をみんな本当に読まなくなったですよね。小学館や集英社、講談社などの漫画の売り上げって、いつの間にか(全盛期の)半分以下になってしまったんですよね。
実際、世界の一部が騒ぎ始めた時、日本の足元はもう終わり始めていますからね。だいたい歴史というのはそういうものですが。
今、僕らはコンピュータで映像を作るとかいろんなことが起きている中、手作りでずっとやっています。僕と宮崎が現役でいる間はそれにこだわりたいと思いますが、その後、誰がどういう形でやっていくかというのは見守りたいですね。ただ、みんなダメになるので、若い人にとってはチャンスですよ。」
最後は、なんか、寂しい終わり方だ。不安ばかり。ただ少しの期待もあるのかな。希望に終わるのかな。
昨年、危機を抱いているアニメ業界は東京都と連携して「アニメの教科書」というものを作った。かなり内容充実してます!中国に海賊版を出されないように一子相伝門外不出でお願いしますw
また、漫画雑誌の二大勢力である週刊少年ジャンプは、発行部数1995年653万部→2009年280万部、
週刊少年マガジンは、1998年425万部→2009年165万部
と、おどろくほど急激に落ち込んでいる。
参加中、下、クリックお願いします。


