(昨日、書こうと言ってたもの。)



堀江モン氏が数年前を述懐する。

時代の寵児だった彼は、ニッポン放送を獲得するためにフジテレビと争うことになった。

これが彼の転機だった。

彼としては株主になって、自社のものを宣伝し売り上げをさらに伸ばすのが主な目的で、番組内容その他全くいじるつもりはなかった。いわば、オーナーがチェンジするだけのことである。

それをフジテレビはもちろん、マスコミはわからぬ恐怖をいだき、ホリエモンに対してアンチのネガティブ・キャンペーンをしいていくことになった。これが彼には不可解であり、誤算であった。

結局、断念せざるを得なかったのであるが、

彼は、当時、狙っていた本丸は、「ソニー」だった。

世界一有名なこの企業を買収(?)したかった。

ソニーはウォークマンという代名詞を持っているのにi podにしてやられているではないか。

ソニーは携帯市場ももっているし、デジタルオーディオプレーヤーと携帯を融合させたものを世界でシェアー1位にさせたいというのを考えていた。

そのためなら、ライブドアという名前を捨てて、新ソニーでも別によかった。


結局、彼は世紀の国策捜査によって悪者になり、社会から「失脚」してしまう。

失脚のあと、i podのアップル社の、まさに彼がイメージしていたもの、つまり「i-phone」が爆発的大ヒットを世界ですることになった。ソニーは惨敗。現在アップル社の独占状態という形になった。それを見ながら、「あ~あ~」と思っているそうである。


「i-phone」のためにドコモから鞍替えしようかななんて、おいらさえ、思ってる今日この頃である。


さて、昨日少し触れた「経済は感情で動く」。モッテルリーニ、2008年の著。

アメリカの学生に質問をする実験データが紹介されている。


ソニー製の、ある「デジタルオーディオプレーヤー」が、かなりの安売りの1万6000円で売られている。さて、買いますか?

・・・・・・3分の2の学生が「買う」という回答だった。


次に

そのソニー製品の隣りにはサムスン製のものが2万6000円で安く売られている。さて、どうしますか?

・・・・・ 少し考えてみる 2分の1の学生

     ソニーを買う   4分の1の学生

     サムスンを買う 4分の1の学生


アメリカの学生は、いまや、ソニーなんて、中国製のサニーと同じなのだ(ちょっといいすぎ笑)

サムスンよりも1万円分低いレベルってことだ。


2006年のデータであるが、アメリカ市場のシェアーランキング

1位 アップル 76%

2位 サンディスク 10%

3位 クリエイティブテクノロジー 4%

4位 サムスン 3%

5位 ソニー 2%


ソニーのウォークマンがシェアー2%!!!

しかもこれは4年前なので、今はもっと低いかもしれない。日本の企業はほかにはないし。

完全に敗北だ。ウォークマンなんてアメリカでは死語か3流商品の代名詞なのだ。

IT業界は、1位が独占してそれが維持されて、2位以下は2位も10位も一緒といわれている。

蓮ホウさんが、「2位じゃだめなんですか?」といったのが批判された理由の一つがそれである。

(※最後に加筆しました) 


日本ではまだ、ソニー!!というのがネームバリューとして残っているので30%程度のシェアーはある。が、それはいわゆる日本独自であり世界の流れから取り残されるいわゆる「ガラパゴス現象」と言えるのかもしれない。

日本の企業の多くが著作権をうるさく保護しようとしすぎたのがガラパゴス化の原因の一つでもある。

(後日訂正。去年は国内シェア、ソニー30%、i podの60%だったらしい。が、今年になって急激にソニーのシェアーが上がり、現在45%、45%と大接戦状態。原因は、その特徴。i-podは動画やゲームなど多機能が国際的にユーザーには喜ばれている。反対に、ソニーは音楽に特化させ安価で、さらに歌詞が出ることが日本人にはうけたとか。ソニーは、まさに日本独自のガラパゴスを味方につけて国内シェアーを広げたというわけ。国際的なシェアーについても今後どうなりますか。日本でも新型i-podがもうすぐ発売されるので予断を許さない形になっている)


昔は、どのヘッドフォンステレオも「ウォークマン」と言われていた。ウォークマンはもちろんソニーだけの商品名である。いま、そんなことを言う人はいない。むしろ「ソニーのi-pod」という人のほうがいる可能性がある時代になっている。  


日本はまだ、世界有数の技術力を誇る。しかし、国際競争率が下がりに下がった。

シンガポール、ホンコン、台湾、中国、韓国さらにタイに負け、それらの下請けをするような有様だ。

楽観的においらは、見ていられない。

愛するわが国、日本は近い将来どうなっていくだろうか?


なお、、

上記のアメリカ学生の実験結果は何を実際示しているのか?というのは

「ソニーという人気のない3流メーカー製品でも、フェイスを広く取ったりオススメとして前面に出せば売れる。

逆にいろいろと種類を出していき、同じように陳列させればさせるほど、どれも売れなくなっていく。」ということ。

おそらく、サムスンだけでなく、クリエイティブテクノロジー社製、サンディスク社製など、どんどん比較検討するものが増えれば増えるほど、少し考えてみるという割合が増えていく。こういうのを研究するのが行動経済学といわれるものである。

前回の記事に似たようなことを書いていますね。


※加筆 (参照)

日本のチチョリーナこと蓮ホウさん「2番じゃだめなんですか?」が批判をされた。

ITは1位が独占・維持して、2位以下はすべて一緒くたの敗者同然になるという法則があるからだ。

なら、日本は2位なのか?というと、、、2010年6月現在、

1 アメリカ

2 中国

3 アメリカ

4 アメリカ

5 ドイツ

6 アメリカ

7 中国

8 アメリカ

9 アメリカ

10 アメリカ

11 アメリカ

12 アメリカ

13 ロシア

14 ドイツ

15 韓国

16 イギリス

17 アメリカ

18 フランス

19 中国

20 アメリカ

21 アメリカ

22 日本 富士通が日本原子力研究開発機構に構築した「PRIMERGY BX900」

はあ、疲れた(笑)

よく「2番じゃだめだ!き~~~~っ!」って蓮ホウさんを批判できたよな。記者会見を行なった連中もいたぞ(笑)

せめて10番くらいになってから言えよ。身の程知らずもいいとこだ。失笑、失笑、失笑