今回、東京都選挙区立候補でフィーチャーするのは佐野秀光氏(新党本質党首)だ。

床屋が掘った王様は裸

いいですねえ。「国がムダ遣いすれば景気は良くなる。 逆転の発想」
これだけで、もう、入れたくない気がするんですけどね(笑)

でもこの人、泡沫候補の中では一番政策を打出していて、面白いので、それをざっと紹介しよう。
①安楽死(尊厳死)と臓器移植
助かる見込みのない人の死ぬ権利を法律で認めると、安らかに、計画的に、悔いを残さず死んでいける。そして日本でほとんどなされていない臓器移植の臓器を提供することによって、移植以外助かる見込みのなかった人の命を助けることができる。
②医療負担
国民すべて無料というのが理想だが、国の財政でそれは無理。なら所得税と同じように、所得に応じた医療費の負担割合を決めたほうがいい。入院しても高級個室で優雅に入院するような金持ちからは10割負担でもいいし、治療も受けられないような貧困層には0割負担でもいい。10割負担の金持ちでも職を失ったときには0負担で助かるという思いがあれば、10割負担することに反対する人は少ないはず。
③公務員の給料
市長や議員がすぐ言う自身の賃金カットは安易すぎる。公務員の賃金カットというのも安易過ぎる発想。あげる所にはちゃんとあげるということによってむしろ私利私欲をする公務員は減り、無駄遣いが減っていく。
④裁判員制度
裁判官でさえ判決を出すのが嫌であろう凶悪犯罪について国民を巻き込む必要はない。
⑤景気対策
財政的に無理だ。日本は経済大国でありながら幸せだと感じる人は少ない。しかし北朝鮮あるいはほかのアジア諸国に行って帰ってきたら日本人で幸せだなあと実感するはずである。外務大臣が外遊から帰ってきて「日本はいい国だなあ」といったり、首相が「日本に住んでて幸せだ」といつもニコニコしているほうがよっぽど、国民は幸せな気分になる。変な経済政策をとるよりもむしろ総理大臣の幸せそうな笑顔を国民にことが国民の気持ちを高揚させるほうがよい。景気が良いと感じること、悪いと感じることは、ある時との、あるいは、何かとの比較にすぎない。その比較の基準を変えることによって感じ方が変わり閉塞感から脱することになり、活力が出て消費マインドも上がり好景気につながる。例えば1億2千万人いる中での5000番目だとし、数年後3000番にあがっても8000番に下がっても、幸せだと思うか思わないかだ。全1億2千万人すべてが上がったとしても比較するものがないから幸せに気づかないし、幸せにはならない。すべての本質は気の持ち方である。まず首相をはじめ議員たちが今の仏頂面をやめて笑顔をすることから始まる。
と言っておきながら、今になってポスターで一番に出すようなことを言い出した。「ムダ遣いをすれば景気がよくなる」と。「風が吹けば桶屋が儲かる」ように 国内でお金が回る以上無駄な公共事業はなく、不況の今だからこそ公共事業を増やすべき。ですと。いきなり逆転の発想じゃなくて旧来の自民党あるいは亀井さ んになったな。
⑥医師
警察、消防はどんな場所にもあり無料提供される。医師も基本的に公務員とし商売抜きにすれば都市圏に集中することなく全国一律に医療がみな受けられるよう になる。完全商売になっているから産婦人科、小児科、麻酔科医が少なく、精神科医が増えている。病気、患者にあった比率にさせるべき。
⑦年金問題
年金制度は人口ピラミッド型を想定したねずみ講。今破綻の直前で、それを誤魔化し続けるならば、制度廃止をする度胸も必要。
⑧少子化
今、人工中絶よりも人工授精のほうが格段に高額で、それは逆であるべき。人工中絶をもっと高額にしたら無責任な性交渉も減る。人工授精など不妊治療をもっ と低額で受けられるようにすべき。今の日本は逆でありおかしい。
⑨増税
国から莫大なお金をもらっている政治家が、国民のみなさん痛みを伴ってくださいとはいえないはずだ。


彼は、だいたい安楽死、臓器移植、医療負担、医師公務員化など医療関係を言うことが多いのは小さいころから小児糖尿病を患い、いまだに一日に五本注射を自 ら打っているからである。

まだまだツメがあまいなという印象だ。唯一神光雄ちゃまなんて共産主義を言えばいいし、フリーウェイは高速代タダを言えばいいのと違って、まじめにすべて の政策について一般的な政党のように言わなければという思いがあるのだろう。だからツメが甘い部分が出てくる。
例えば、今まで言ってこなかった「公共事業でお金が回る」という主張をしはじめたりもすることになる。今「公共事業しても回らない」から困っているわけ で、それを逆転の発想とやらで考えてほしいものだ。年金についても、むりやり守るか、やめるかしかないという主張だ。無理やり守り続けるのをみんな選択し ているわけで、じゃあ、どうやってむりやり守り続けるのか、が逆転の発想として考えてほしいものだ。

まあ党の政策について、手伝ってほしいって言われたら、手伝ってあげてもいいけどね。
ま、目立ちたがりのたぐいなんでしょう。