29日からいつものようにベトナム人の大親友(とおいらだけ思っている)フンのアパートにいる。

ここで正月を迎えて、途中帰郷、さらに九州に渡り、またこのアパートに戻る予定である。

実は去年と全く同じ予定。

で、昨日は彼の友達の結婚披露宴に飛び入りで参加をした。

新郎、新婦においらはじめて会う。

いつもどおり日本人はおいら一人。変なもんだ。日本人は外国人と仲良くしたくないにもほどがある。少しは来るべきだよ。って誰に言っているのかはわからないが。

そしてみんなおいらに親切にしてくれる。身近に感じる日本人はおいらだけなのかもしれない。

まあ、おいらがこのコミュニティーにどっぷりつかりすぎているという感じはするが。。。



外国の結婚式披露宴ときて思い出すのは以前フジTVでやっていた「なるほど・ザ・ワールド」。

「偶然にも結婚式に出くわしまして、わたしたち、飛び入り参加させてもらいました。」というフレーズがあまりにも一時期多すぎて、お前たち、毎回探してんじゃねえかよ、と冷ややかに聞いていた。数年たち「偶然にでくわした」というのは言わなくなった。「結婚式を探して私たちも参加させてもらいました」って言うようになった(笑)さすがに多すぎてクレームがきたのだろう。



で、場所は市内の大きなホテル。披露宴は90パーセント日本と同じ感じで進む。

でも少しだけ違う。指輪の交換を披露宴でみんなの前ですることだ。

そう考えると日本式披露宴ではなく、友前結婚式ということなのだろうか。

そのほか違うなと思うのはドアに赤ちょうちんがぶら下がっていること。○○大吉だの漢字が書かれてあり、中国風の絵も描かれてある。そしてドアの上と会場の新郎新婦が座るところに「喜喜」と日本ではラーメンどんぶりでしか見ない縁起のいい文字がかざってある。

中華思想から離れ数百年たち、漢字を完全に廃止して数十年たっているのに、今も2つではあるが中国風なものが残っているのは面白い。もっとも「幸福」は漢字ではなくローマ字(Hanh phuchハインフク)だったが。

少し脱線。「幸ハイン」という男の名前がある。ミドルネームもあわせて「文幸」という友達がいるが実は日本と同じような名前のつけ方っていうのが面白い。

ここでクエスチョン:どっちが男の名前でどっちが女の名前でしょうか?

A:暁、照、英、明、興、長、皇、徳、仁など

B:華、縁、瑞、梅、蘭、芽など

どっちがどっちか日本人の感覚でわかるだろう。もっとも当のベトナム人はというと、自分の名前に漢字があることさえも知らない人たちばかりだが。友達の暁はミドルネームあわせ「春暁」とかっこいい名前なのに自分は同音異義語の「理解する、わかる、悟る」と思っていて譲らない。仁は同音異義語の「人」と思っている。これは松本人志さんは仁志じゃないという日本と同じ感じで面白い。芽さんにいたっては同音異義語の草冠がとれた「牙(キバ、歯)」だと思っている。せっかく可愛らしい名前なのに。漢字全廃はよくない。初等中等教育で100字でもいいから漢字を学んだほうがいいと思うんだけど。



それで一番違って楽しかったのは各丸いテーブルごとで、進行を完全無視して、時々男たちがたちあがる。そしてグラス片手に「1,2,3,ゾー」と言って自分たちだけで乾杯をして一気に飲み乾(ほ)す。

これは面白かったしたのしかった。



これはおいらはもう習慣的になってしまい、やめられなくなってしまったことがある。人と飲むとき、中国やベトナムでは何度も乾杯をする。会話がちょっと途切れたくらいに誰かがグラスを持ち上げるとみんなが持ち上げてグラスを合わせて乾杯となる。アルコールが進み、会話もはずむ。

おいらは無意識に日本人の友達と飲むときもしてしまうようになった。

でも、おかしいと思われるのは一回だけで、好評である(とおいらは思う)。



一番きつかったのはアカペラで歌を歌ったときのこと(ベトナム式は以前の日本と同じでアカペラ)。おいらは、ちょっと挨拶をして「しあわせなら手をたたこう」を歌おうと思っていた。が、はじめ挨拶をしてると、誰かから「ベトナム語で話せ!」とからかわれ、はやされ、急遽、少ししゃべるハメに。ドキドキしたよ、5・60人の前で、まじで。まだベトナム語教本の半分も終えてないのに(笑)



今日は大晦日である。たぶん去年と同じところ、2・30人はくるだろう。

もちろん、日本人はおいらだけ(まあこれは当然と思うが)。

みなさん、よいお年を。



床屋が掘った王様の穴
                             偶然、結婚式に飛び入り参加しました!!