今週のサンデープロジェクトは、とても面白かった。
農水省がいっている「日本の自給率は40%しかなくて、先進国中最下位だ。大変だ」というのは、嘘だというもの。
簡単にいうと、
日本における「自給率」というのは2種類ある。カロリーベースと金額ベース。
なのに、今、農水省は、90年代に、カロリーベースのものしか言わなくなり、金額ベースで測った自給率は、「隠す」ようになった。
金額ベースで、自給率は66%である。これはイギリスより上になるからである。
さらに、食料の輸入額では先進国の真ん中程度になる。
今農水省が、国民に示しているカロリーベースでは、牛乳自給率は40%ということになってしまう。
が、牛乳はすべて国産。牛乳協会がびっくりして、勘違いされては困ると、「牛乳は国産だ!!」というCMを流し始めたほどだ。車にのった母子が牛乳について、全部国産じゃあないでしょ、と、話していると乳牛が怒って車に近づいてくるというものだ。
なんでこんなことになるかというと、いくら、日本で牛が生まれて育って、その乳を日本人が日本でしぼったとしても、飼料が輸入したものであれば、自給率0%だと計算されてしまうのだ。 えええええええええ!
家畜では自給率がどんどん意図的に減らされてしまうのだ。
今スーパー、コンビニで売られている牛乳は100%国産の牛乳だけである。
なのに、牛乳の自給率が40%という謎。おいおいおいおい
これじゃあ、国民が勘違いして当然だし、牛乳協会も、あわててしまう。
そしてカロリーベース計算だからカロリーの低い野菜類は、あまり加算されない。
逆に、米は肥料は関係なく、どんなに肥料が輸入されたものでも、自給率は100%だとしてしまう。
では、どうしてこんな、国民を欺いているカロリーベースの自給率を続けるのか。
それは、農水省を国民が過大評価するためである。農水省はがんばってますよ~っとアピールしたいのだ。
そうすることによって税金をどんどんまわしてもらえるのだから。
農水省は、自給率向上目的だけに予算2900億円計上してもらった。
自給率向上をうたった農水省のやり口に無知な自民党がのっかったわけだ。
そしてなんとその2900億円の70%が水田政策、減反対策だとして使われている。
つまりもう飽き飽きの、おきまり政官業の癒着、国民を騙しての税金の無駄遣いがここでもあるわけだ。
カロリーベースでさえ必要の無い自給率ほぼ100%の米について税金をどんどん使っているのだ。
カロリーベースの自給率向上を民主党もマニフェストで言っている。つまり民主党もこの農水省による霊感商法にだまされているのだ。
もちろん自給率向上はいいことだ。しかし、国民をあざむいて、あおるのはよくない。詐欺まがいのことをやって国民をだまして税金を湯水のごとく使うのは民主党政権になったときに見直してほしい。
農水省は牛乳自給率40%と言っています。
どう思います?(笑)