「愛犬家殺人事件」の被告人である関根元の死刑が確定した。
彼のやったことは、もしかしたら日本史上最多殺人数かもしれない。
彼は、おいらに完全犯罪の方法を教えてくれる。一つのミスがなければ完全犯罪だったからだ。
彼は、1995年1月に逮捕された。
逮捕された2ヶ月後地下鉄サリン事件がありオウム真理教関連で日本人の記憶から消えていったが。
彼は犬や猫のブリーダー、ペットショップオーナーであった。
彼は珍しい犬を輸入し繁殖させて、大会で優勝させていった。珍しいので比較するものがなく優勝は簡単だったようだ。そしてお金持ちに繁殖でお金儲けすることを勧めて、欲に目がくらんだ金持ちに自分の繁殖させた犬を売っていった。
あくどいことをするのでトラブルが絶えない。そういう人たちを片っ端に殺していった。
女性関係のトラブルも絶えなく、そういう人たちも片っ端に殺していった。
しかし、彼は全く逮捕されなかった。
どうしてか?それは死体が発見されなかったからだ。
彼と関係がある人物が行方不明になったりするので警察は怪しんだが、なにせ死体が出て来ないと事件になりようがないのだ。
彼は死体を消していっていた
。彼は犬の安楽死用の毒薬で人を殺したあと群馬県の山の中の繁殖場として使っていた場所に、その死体を運ぶ。
風呂場で包丁を使って解体し、肉を細かく切り刻む。こなれていて2時間でできたという。
それから、肉を完全にそぎ落とした骨を一つずつドラム缶で焼いていく。
肉は悪臭がするから焼いてはならない。
そうして骨が灰になると山奥に行ってまく。肉片は川にまく。
これで完全に死体は消える。
発見されることはないので絶対に逮捕されないのだ。
行方不明で疑いをもたれても、何せ発見されないのだから殺人事件にさえならない。
中には犠牲者の家族が彼を疑い、詰めよってくる。
すると、ヤクザを使って「言いがかりはよせ」と脅す。
証拠はないのだから、言いがかりといってもいいわけだ。最後にはこのヤクザが多額のお金を要求し始めたのでこのヤクザも消すことになる。
と、ここまでは、まさに完全犯罪である。
死体が発見されなければ事件にならない。じゃあ死体を消せば永久に事件にならない。
という的確な考えかたである。
ではなぜ結局逮捕されたか。彼には勝手に子分扱いにした男がいた。その男に最後の数件を手伝わせた。
この男は進んで子分になったのでもなく、悪人でもなかったので怖くなった。で、勝手に自首してしまった。
警察がこの男の自供をもとに山中を捜索したところ被害者の時計が発見された。
物的証拠はあがらない。あがるはずはないのだが、結局、死刑が確定した。
「和歌山カレー毒殺事件」もそうだったが、物的証拠がなくても有罪になるとは、おかしなものである。
逆にDNA鑑定を錦の御旗のごとく振舞わして有罪に持っていくのもおかしなものである。
坂本龍馬暗殺で新選組の鞘(新選組と敵対していた伊東甲子太郎が証言)と新選組御用達の料亭の下駄が置かれていたから新選組が暗殺したのだというのと同じである。今では、新選組がやったという説は少数派でしかない。
子分と名乗る男が警察に彼がやったといい、行方不明者の時計が発見された。それで死刑である。
殺したか殺さないかではなく、そもそも行方不明者は死んでいるか、いないか、さえ分からないのだ。それで死刑判決っていいのかなって思う。
しかし、この事件で完全犯罪の方法を確信した。それは、
①死体を完全に消すこと。
そして、②殺人は一人でやること。
でも、やっちゃだめだよ(笑)