今週のサンデープロジェクトは面白かった。

加藤紘一VS竹中平蔵

加藤さんの著した小泉・竹中時代は失敗だったという本を基にした議論。

「小泉・竹中時代に、外需拡大で国内をおろそかにしたために、今の不況になった。非正規社員が小泉さんのとき増えた。ゼロ金利を続けて銀行だけ儲けさせただけだった。それもこれも新自由主義者の竹中のせいだ。この二人は、社会を切り捨て、今国民には笑顔が消えたではないか。

それもこれも、みんな小泉・竹中が悪いのだ。この二人の失策なのだ。」というようなもの。

それに竹中さんが、立て板に水のごとく批判していく。

「まず、失われた10年といわれる90年代後半に、まさに加藤さんは幹事長その他で政治の中心だった。経済を何も建て直しできなかった人が、そのマイナスのものを解決させた小泉政策を批判するのはどうしてもおかしい。それを何もいわず、黙ってて、小泉批判とはおかしい。まずそれを説明してほしいものだ。」と。その通りなんだよね。加藤さんは、な~~んにもできたことがない。加藤の乱も未遂で終わったし。そんな人間が批判とは片腹痛い。もうこのジャブで勝負は決まったといっていい。

それから、「外需は拡大したが、むしろ内需のほうが小泉内閣時代伸びている。内需がマイナスだったのは、小泉時代じゃなく、加藤さんが幹事長だった90年代後半じゃないか!それから、言う必要はないが、これからも日本よりも成長する外国に輸出することが増えるのはむしろ自然であり、これからも外需は増えます。」加藤は自分が出したフリップでむしろ自分のダメぶりを指摘される。

さらに、「非正規社員はたしかに小泉内閣時代にもどんどん伸びた。それは解決しなければならない問題だ。しかし、それは10%台の伸び率であり、その前の加藤さんの90年代後半のほうは20%台の伸び率ではないか。自分のときは棚に上げて、小泉時代を批判するのはどういうことなんですか?なんでもかんでも悪いのは小泉だというのは思考停止のなにものでもない。」

そして「ゼロ金利というのは当時デフレだったからである。というよりも実質金利と名目金利を誤解しているんじゃないですか?」

もう、本当に立て板に水だ。

ぐうのねも出ない加藤は、「そういう技術的なことはどうでもいい。あなたのせいで社会から笑い声が消えた。あなたから、地方とか社会とかいう言葉を聞いたことがない」

竹中氏は「そんなことはありませんよ」

加藤は反論できないので、理論やデータや政策議論なんてそっちのけになって、情緒的になった(笑)

つまり国民から最近笑顔が消えた。それもこれもみんな小泉・竹中のせいだ!!説明できないけど、とにかくみんなお前たちが悪いんだ!!!きいいいいいいい!!っつうこと。

ほんと、おいおいおいおい、加藤よ、お前頭大丈夫か?

以前言った、与謝野馨大先生VS長妻議員と全く同じだったのが面白い。

どこかに書いたけど、与謝野大先生が出した民主党への反論フリップを長妻議員が、間髪いれず、理路整然と説明していった対談。ぐうのねも出ない与謝野大先生は、もう理論や政策議論そっちのけで、情緒的になって「きいいいいいいい!!!貧乏たらしい!!!民主党は貧乏たらしい~~!!」と、ヒステリックになって終わった対談と同じようになった。