繋がれたその一瞬だけは
えぐられた穴を
埋められたのかもしれない

単純で浅はかなものほど
時には心を刺すのよ

忘れたなんて言わせない


笑わない目で
笑えるように
明日なんて
来ないように
その肩にしがみついた
たったそれだけのことで

さよならにも満たない距離
飲み込んでしまえば良かったの
偽りの熱だと分かっていても



手放した次の瞬間には
汚れた手で一層
愛を求めたのかもしれない

複雑で確かなものほど
時には身を滅ぼすのよ

忘れたなんて言わせないわ


掠れた声で
切り裂くように
明日なんて
来なくていいと
互いの温度で隠した
たったそれだけのことを

さよならにも満たない距離
壊してしまえば良かったの
結局あなたも同じね



どんなに綺麗事を振りかざしたって
いつかは牙を剥くときがくる
おとぎ話のような切り取られた残像を
愛でてるぐらいが丁度いい


愛想もなく笑えるのなら
私を突き刺す覚悟で
骨の髄まで愛してよ

乱れた感情剥き出しにして
私なんて取るに足らない存在だと
見透かした目で言ってみせて

そんなんで終われるなら
そんなんで終われるのなら
もっともっと激しく鋭く



単純で浅はかなものほど
時には心を刺すのよ


私を黒く染めてく
あなたのそれが