度々お話しているが、非日常が苦手だ。
特に「身動き取れない状況」がダメなので、車や飛行機はよほどの覚悟がないと乗れない。
どんなに薬を服用していようが、もれなく腹痛でトイレを往復することになる。
歳を取ると収まるだろうと思っていたが、逆にじわじわ悪化している気がする。
しかし、特別なことのない日常を過ごしている限りは何の問題もないので、
いつ起こるとも知れない非日常のために対策を講じたりはしない。
可能な限り、非日常に触れないように過ごすのみだ。
(故に社員登用のあれこれは、実際にはかなりのストレスだった)
で、本日、ヘアカットに行って来たのだが、
梅雨に入る前には「そろそろ~」と考えていたのに、
実際に行こうとするとまた腹痛が起こりそうな気がして長らく放置してしまった。
そろそろ髪を染めないといけないし、折角の夏季休暇なので、仕方なく重い腰を上げる。
美容院は苦手だ。
なんか落ち着かないし、気を遣ってあれこれ声を掛けてくれるのもしんどい。
目の前に並べられる女性向けの雑誌には全く興味がない。
それにカットのみで5千円とか、私の価値観・懐事情ではあり得ない。
そもそも、自分の髪型にすら興味がないのだ。
いっそ髪が伸びなければいいのにとさえ思う。
男性でもおしゃれな人が増えている昨今、私はかなりヤバいタイプなのだろうと自覚している。
仕事をしているし、場合によっては会社の偉いさんとやり取りすることもあるので、
最低限、身ぎれいにするようには心掛けてはいる。
今は15分ほどで仕上げてくれる格安カット専門店を利用している。
流石に最初に利用する際には少しばかり躊躇したが、実際に行ってみると私には合っていた。
私自身、誤解していたのだが、安いからと言って技術力が一般的な美容院に劣る訳ではない。
寧ろ短時間で希望通りに仕上げてくれるため、総じて技術力の高いスタッフが多いそうだ。
もちろん人にもよるし指名もできないので、当たりはずれは行ってみないと判らないのだが。
ネットで待ち人数が判るので、空いていそうな時間帯を狙って出掛けた。
覗いてみると待合の椅子には誰も座っておらず、すぐに対応していただけそうだ。
「どうぞこちらへ!」と呼ばれて入って行くと、右側のシートは男性のヘアカット中で、
私は左側のシートへ。
スタッフはいずれも60代と思われる男性だった。
ヘアカットはシニアも活躍中のようだ。
メガネを外し、シートに座って後ろで縛っていたゴムを取ろうとした瞬間、
「括れるぐらいの長さで切ったらいいかな?暑いから髪をすいて。
クセもあるから大変やね!」と。
思いっきりひっ詰めてるのに分かるんだ!
ちらと見ただけで、こちらから言おうとしていたことを十分理解しているとかすごくない?
実際にこの方、躊躇なく鋏を動かして、あっという間にすっきり仕上げてくださった。
また次もこの人に担当していただけるといいなぁ。🙂