死にものぐるいで走ってるドラゴンを追いかけてきた叔母さん
大通りに辿りつく前に叔母さんはドラゴンを捕まえて抱き上げた
ママ以外に抱かれるのが凄く嫌だった記憶がある
イヤイヤして彼女の腕の中から擦り抜けようとしたけど、叔母さんの力の強さに負けたドラゴン
叔母さんは ドラゴンがいい子にしてれば 直ぐにママは迎えに来ると必死に語りかけていた
でも そんな説得が当時のドラゴンを納得させる訳はない
必死でのたうちまわるドラゴンを腕に抱えて叔母さんの家に連れ戻されたのである
当時は大人の都合など理解出来る訳はない
ドラゴンはひたすらママの所に行きたかったのである
キッチンテーブルに座って泣いて泣いて泣いて泣いて泣いて泣いて泣いて疲れて.....
その後の記憶は無い