マウスの尻尾の先端切ってたら(注:遺伝子採取の最もスタンダードな方法)、がぶりとやられた。

いつもは子マウスしか切らないから、噛まれてもそんな大変な事にはならなかったが、今日は大人マウスにがぶりとやられた。


手が異様に小さい私は、いつも手袋二枚重ねなのですが、そんなのお構いなし。

左手の中指にクリーンヒット。

手袋の中、血だらだら。ぽたぽたと床に流れ落ちる程。


忘れていました。

マウスは「齧歯類」だということを。

「齧」=「かじる」

つまり、ものをかじる生き物ということ。

大人マウス(しかも♂)の歯の強い事強い事。


あまりにも流血が酷いので、一度実験を中断し、マウス部屋を出て手袋を脱いでみると、がっつりやられていました。


そして「あの12番のマウス絶対許さん・・・・」と思った私の心の狭い事。

(殺るわけではありませんが)


まぁマウスの方も命の危機を感じて噛み付くんだと思いますが、その割には尻尾を切って3秒後くらいは何事も無かった風にしてますけど。

一体彼らの体ではどんな風に情報が伝達されているんだろう。そもそも痛覚はあるのか。それはどの程度か。マウスの専門家じゃないからわかんない。



でも人間って、

そこまでして

他の生物を犠牲にしてまで

その上に胡坐をかいて生きるほど

崇高な生き物だとは

とても思えない。


だから私はいつの日か

実験動物を使わなくても良くなる日が来るまで

よぼよぼのお婆ちゃんになったとて

絶対に生物学の勉強を続けてやろうと思う。