生物学専攻とは言えども、経済状況と頭脳状況と知的好奇心は必ずしも相関関係にあるわけはないから、生活費全てを稼げるくらいのバイトと研究を両立させる事の不可能さを胸に刻みながら大学院中退してしまった私にとって、「バイオ」というブログのテーマはもしかしたら不向きかもしれない。


今は単なる派遣社員で、学問を極められなかったんだから。


でもこれは、バイオ従事者に向けたブログではないし、バイオを知らない人にも読んでもらって、少しでも「面白い」と思って頂ければこれ幸い。

その為には、噛み砕いて、事象のそれぞれに面白さを見出して、わかり易く書く・・・


なんてことを、一瞬の内に考える自分の脳も凄いと思うのですが、

今回は究極のわかり易いテーマ、「恋愛」。



今日は実験の待ち時間中に、東京ドームやら新宿都庁やら富士山やら、色々見える窓をぼーーーっと眺めていたら、片目のコンタクトレンズが、ぽろっと落ちてしまったんです。

私のコンタクトは2週間使い捨てで、運良く3週間くらい経ったレンズだったので(爆)そのまま片目で過ごす事にしましたが、これが大変。遠近感覚が全く掴めない。

サンプルを1マイクロリットルしかとらない実験では、果たしてとれているのかとれていないか全くわからず。


彼氏も目が悪い。私ほどではないが。

周囲にはよく「似ている」(「しかしドS(私)とドM(彼氏)」)と言われるが、「生物の繁栄」という側面で捉えれば、目の悪さもそうだし、「似た者」とは交わらない方が良い。


それは「多様性」を与える為。

例えばキリンが、最初からあんなに首が長かったわけではない(結果的に生き残ったのが首が長い個体)。

草食動物として、少しでも他の生き物との食料競争に勝つ為に、木の上の葉を食べるという手段に出て、少しでも首の長い異性を求め交配し、少しずつ首が長くなった(と言われている)。


「種を残す」という目的以外でも性交渉を行う動物は人間くらいだと言われているが、「この人の子供を生みたい」という理由以外(結婚しない相手・結果として結婚しなかった相手)で人を好きになる時に、やはり大抵の人は、あれやこれやと注文をつける。


やれ「顔はカッコ良くなきゃ!」だの

やれ「高収入・高学歴・高身長」だの。


でもこれは単なるエゴや好みの問題を越えて、人間(もしくはその遺伝子)が、無意識に「子孫の為に有利な条件」を知っているのではないだろうか。なんて思ったりする。

果たして上記の二つの条件が、本当に子孫に有利かどうかは図りかねるが、まぁ不幸せになることはないだろう。

相手の顔に執着する人は、自分の顔でいじめられた経験があるとか、そんな過去があるかもしれない。

そして同じ思いを子供にして欲しくないから、少しでも良い要素を入れたいと望むかもしれない。

だから一概に外見にこだわる人の趣味をけなしたりは出来ない。



ん?

って事は何だ?

結局自分は恋愛を「している」のではなく、遺伝子に恋愛を「させられている」という事か?

そう考えると、結局は人間も他の動物と何も変わらない、「子孫を残す」ために生きているということだ。

ただこの考えは危険で、「人間は遺伝子の乗り物」というトピックが出る度に反論する人も沢山いる・・・




という事を、ぼんやり、サンプルを1マイクロ取る間に、考えている。



こんな記事でもやっぱりカウント。

明日明後日働いたら、IvUのDVD試写会(FC)だー♪