我が家では、リビングの照明に天井扇風機(シーリングファン)付きのものを使用している。
設置からすでに20年以上たっているが冷暖房時にではかなり効果的に室内の空気を攪拌(かくはん)してくれる。
今年に入ってモーターのうなり音が気になりだし、心なしか回転数も落ちたようなので発火事故などが起こる前にコンデンサを替えることにした。

照明球部分を外すとすぐにコンデンサが出てきた。

AC 4uF250V

自作の容量計で計測してみると

4.03uF、あれ?減ってない?

でも20年以上経過しているので部品だけでも交換する事に。

 

購入したコンデンサの容量を計ってみる。

4.4uFある。(値段が安かったので4uFではなく4.5uFを購入。)

これを圧着端子で接続する。

こんな感じ。

調子よく回るようになりました。音も静かになった気がする。

でもコンデンサの容量減ってなかったのになぁ?

解決した本当の原因は不明だが交換したことで精神的には安心できた。

今のところモーターの発熱異常もなく良好に動作している。

 

※ このモーターコンデンサは、モーターの2つのコイルの一方に接続されており、接続を変えるスイッチで正転と逆転ができる構造になっている。