拳銃暴発 ・・・・・ FN ファイブ セブンの暴発事故写真
FNファイブセブン!!
![タクティカル コム](https://stat.ameba.jp/user_images/20120228/15/wintac/8e/6c/j/o0400028411821414530.jpg?caw=800)
![タクティカル コム](https://stat.ameba.jp/user_images/20120228/15/wintac/78/07/j/o0400027811821414531.jpg?caw=800)
5.7mmという新口径の弾薬を使用するポリマー製拳銃です。
口径が小さくても貫通力と、装弾数の多さを長所とする拳銃として販売されています。
まあ、あまり軍での採用実績はないようで。。。。
☆口 径:5.7x28mm
☆作 動:シングルアクションのみ
☆銃身長:4.75インチ()
☆高 さ:5.7インチ
☆幅 : 1.4インチ
☆重 量:20.8オンス/弾倉無し
☆弾 倉:20発弾倉もしくは10発弾倉
これは、5.7mm弾各種。
![タクティカル コム](https://stat.ameba.jp/user_images/20120228/15/wintac/92/27/j/o0400023511821414532.jpg?caw=800)
なんと、この拳銃が暴発したという記事がアメリカのインターネットに載っていたそうです。
![タクティカル コム](https://stat.ameba.jp/user_images/20120228/15/wintac/ec/9d/j/o0400030011821415386.jpg?caw=800)
暴発した銃の全体
暴発は、5.7mm×28の、30発弾倉の最終弾発射時に発生したとか。
射撃したのは、40グレインのファクトリーロード弾(メーカー製弾薬)ということです。
当初、20発のハンドロード弾(自分で作った弾薬)、20発のファクトリーロード弾、そして最後に30発のファクトリーロード弾速射をしてから、30発弾倉に切り替えて射撃をしたと言う状況だそうです。
![タクティカル コム](https://stat.ameba.jp/user_images/20120228/15/wintac/b3/c1/j/o0300040011821415388.jpg?caw=800)
引金から銃口方向の状態
![タクティカル コム](https://stat.ameba.jp/user_images/20120228/15/wintac/2a/16/j/o0400030011821415387.jpg?caw=800)
銃身部部分。銃身後部が木っ端!!
![タクティカル コム](https://stat.ameba.jp/user_images/20120228/15/wintac/cd/65/j/o0400030011821415389.jpg?caw=800)
破損した薬室部分から銃口方向をみた写真。
手、手が痛々しい。。。。
事故を起こした銃は、2011年2月に購入して以来、ハンドロード弾とファクトリーロード弾をそれぞれ600~700発くらい射撃してきたそうです。
ちなみに、銃器メーカーは、ハンドロード弾での事故は補償してくれません、、、あたりまえですが。。。
原因は、やはり薬室内圧力にあるようです。
銃器の薬室の強度は、規格があります。
弾薬を発射する際の、火薬が爆発する圧力は、この薬室強度に対応できる範囲に規定されています。
銃器に対する薬室の圧力は、非常に重要です。
無論、数発であれば、多少薬室内圧力が高かろうと問題は有りません。
問題なのは、異なる圧力がかかり続けた場合です。
なにせ、薬室が壊れかかってるとか、銃身が壊れかかっていると言うのは、目で見て判断できるものでは有りません。
また、こうした圧力をどれだけかければ薬室が壊れるかを数値で予測したりするのは殆ど不可能です。
そのため、強い圧力の弾をどれだけ撃てば壊れるというようなデータは無いと言っても良いでしょう。
そこで、薬室圧力は規格が決まっているのです。
アメリカの場合それは、SAAMI(Sporting Arms and Ammunition Manufacturers' Institute/スポーツ銃器および弾薬製造会社協会)で定められています。
つまり、アメリカで製造されている銃器は、このSAMMI規格で製造されているアメリカの弾薬を使用する限り安全に使用できる、ということなのです。
無論、適切な手入れ、部品交換等を行わなくてはなりませんが、、、。
事故を起こした方は、ベテランのシューターでハンドロードの経験も豊富だったということですが、最新の5.7mm弾は、非常に火薬の量、雷管に気をつけないと、相当厳しいスペックになってるとか。。。
加えて言うなら、単純に薬室の問題だけでは有りません。
規格外の弾を使い続けると、メインスプリングの疲労も激しくなります。
通常、銃器の部品は、〇〇〇発射撃したら交換!!となっていますが、強い弾薬を射撃した場合は、この基準が狂ってきます。
知らずに、「まだ、大丈夫だろう、、、」と射撃していると、いきなりスライドが割れたりすることがあります。
これは、メインスプリングがへたって、反動を吸収しきれずにスライドに力がかかるために起こります。
ちなみにファイブ・セブンの場合、最大平均薬室内圧力(maximum average pressure/MAP)は、
50,040psiだそうです。
※psiは圧力の単位で、pound-force per square inchのことで、重量ポンド毎平方インチになります。
しかし、この暴発の原因はそれだけでは、無いような。。。。
やはり、こうした不足の事態に、ポリマー、プラスチック系の素材は弱いのではないでしょうか??
そんなに弾数を多く撃たない一般の警察官等が使用するには、軽量で良いと思います。
しかし、訓練等で何発も射撃する部署の隊員には、やはり全金属製の拳銃がよいのでは、と考えてしまいます。
全金属製であれば、けがの度合いも軽いのかな、、、と。。。
やっぱり、無事これ名馬。
特に様々な弾を撃つ“てっぽう撃ち”には、重くても頑丈な方がいいと思うのですがねえ。。。
![タクティカル コム](https://stat.ameba.jp/user_images/20120228/15/wintac/8e/6c/j/o0400028411821414530.jpg?caw=800)
![タクティカル コム](https://stat.ameba.jp/user_images/20120228/15/wintac/78/07/j/o0400027811821414531.jpg?caw=800)
5.7mmという新口径の弾薬を使用するポリマー製拳銃です。
口径が小さくても貫通力と、装弾数の多さを長所とする拳銃として販売されています。
まあ、あまり軍での採用実績はないようで。。。。
☆口 径:5.7x28mm
☆作 動:シングルアクションのみ
☆銃身長:4.75インチ()
☆高 さ:5.7インチ
☆幅 : 1.4インチ
☆重 量:20.8オンス/弾倉無し
☆弾 倉:20発弾倉もしくは10発弾倉
これは、5.7mm弾各種。
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なんと、この拳銃が暴発したという記事がアメリカのインターネットに載っていたそうです。
![タクティカル コム](https://stat.ameba.jp/user_images/20120228/15/wintac/ec/9d/j/o0400030011821415386.jpg?caw=800)
暴発した銃の全体
暴発は、5.7mm×28の、30発弾倉の最終弾発射時に発生したとか。
射撃したのは、40グレインのファクトリーロード弾(メーカー製弾薬)ということです。
当初、20発のハンドロード弾(自分で作った弾薬)、20発のファクトリーロード弾、そして最後に30発のファクトリーロード弾速射をしてから、30発弾倉に切り替えて射撃をしたと言う状況だそうです。
![タクティカル コム](https://stat.ameba.jp/user_images/20120228/15/wintac/b3/c1/j/o0300040011821415388.jpg?caw=800)
引金から銃口方向の状態
![タクティカル コム](https://stat.ameba.jp/user_images/20120228/15/wintac/2a/16/j/o0400030011821415387.jpg?caw=800)
銃身部部分。銃身後部が木っ端!!
![タクティカル コム](https://stat.ameba.jp/user_images/20120228/15/wintac/cd/65/j/o0400030011821415389.jpg?caw=800)
破損した薬室部分から銃口方向をみた写真。
手、手が痛々しい。。。。
事故を起こした銃は、2011年2月に購入して以来、ハンドロード弾とファクトリーロード弾をそれぞれ600~700発くらい射撃してきたそうです。
ちなみに、銃器メーカーは、ハンドロード弾での事故は補償してくれません、、、あたりまえですが。。。
原因は、やはり薬室内圧力にあるようです。
銃器の薬室の強度は、規格があります。
弾薬を発射する際の、火薬が爆発する圧力は、この薬室強度に対応できる範囲に規定されています。
銃器に対する薬室の圧力は、非常に重要です。
無論、数発であれば、多少薬室内圧力が高かろうと問題は有りません。
問題なのは、異なる圧力がかかり続けた場合です。
なにせ、薬室が壊れかかってるとか、銃身が壊れかかっていると言うのは、目で見て判断できるものでは有りません。
また、こうした圧力をどれだけかければ薬室が壊れるかを数値で予測したりするのは殆ど不可能です。
そのため、強い圧力の弾をどれだけ撃てば壊れるというようなデータは無いと言っても良いでしょう。
そこで、薬室圧力は規格が決まっているのです。
アメリカの場合それは、SAAMI(Sporting Arms and Ammunition Manufacturers' Institute/スポーツ銃器および弾薬製造会社協会)で定められています。
つまり、アメリカで製造されている銃器は、このSAMMI規格で製造されているアメリカの弾薬を使用する限り安全に使用できる、ということなのです。
無論、適切な手入れ、部品交換等を行わなくてはなりませんが、、、。
事故を起こした方は、ベテランのシューターでハンドロードの経験も豊富だったということですが、最新の5.7mm弾は、非常に火薬の量、雷管に気をつけないと、相当厳しいスペックになってるとか。。。
加えて言うなら、単純に薬室の問題だけでは有りません。
規格外の弾を使い続けると、メインスプリングの疲労も激しくなります。
通常、銃器の部品は、〇〇〇発射撃したら交換!!となっていますが、強い弾薬を射撃した場合は、この基準が狂ってきます。
知らずに、「まだ、大丈夫だろう、、、」と射撃していると、いきなりスライドが割れたりすることがあります。
これは、メインスプリングがへたって、反動を吸収しきれずにスライドに力がかかるために起こります。
ちなみにファイブ・セブンの場合、最大平均薬室内圧力(maximum average pressure/MAP)は、
50,040psiだそうです。
※psiは圧力の単位で、pound-force per square inchのことで、重量ポンド毎平方インチになります。
しかし、この暴発の原因はそれだけでは、無いような。。。。
やはり、こうした不足の事態に、ポリマー、プラスチック系の素材は弱いのではないでしょうか??
そんなに弾数を多く撃たない一般の警察官等が使用するには、軽量で良いと思います。
しかし、訓練等で何発も射撃する部署の隊員には、やはり全金属製の拳銃がよいのでは、と考えてしまいます。
全金属製であれば、けがの度合いも軽いのかな、、、と。。。
やっぱり、無事これ名馬。
特に様々な弾を撃つ“てっぽう撃ち”には、重くても頑丈な方がいいと思うのですがねえ。。。