前回お知らせしたように
広島県公立高校入試が激変していますので、
新中3生はもちろんですが
中1、2年生もそのことを頭に置いて
受験勉強を進めていく必要があります。
いや、小学生にしても読解、作文、英語をこれまで以上に強化しておくことが大事と言えます。
定期試験のための教科書レベルの勉強だけではなく、それ相応の対策が必須です。
さらに言うと
学習塾という入試対策現場で長年指導していると
痛感するのですが、この入試の激変は中学生にと
っては「過酷」と言ってもいいかもしれません。
ちなみに
長年英語指導をしている私が、以前の英語入試問
題(解答時間40分)を解く時間は20分程度です。
あまり考えることなく
ほとんど迷うことなくスイスイと
正解は出せます。
何も自慢しているわけではありません(笑)
指導者なので当たり前のことです。
ところがですね
最新の問題になると35分から40分はかかってしまいます。
問題文の量が多いうえに、作文問題が2問から3問
あり、25語程度で書く出題もありとなると、やは
り私でも考える時間が必要ですから。
こんな問題を中3生が解くわけですから
普通に考えて時間内に終わるはずはないのです。
出題の意図は「思考力、表現力を問う」でしょう。
ですが、実際、時間的にじっくりと思考して答えを出す
などということは、なかなか難しい。
もはや、思考力を問うというよりか
処理能力の速さを問う?
そんなレベルです。
あと20分ぐらい試験時間があるのなら話は別ですが。
愚痴っぽくなってきたので
続きは次回にしますね。