その昔、南部盛岡城下に羅刹(らせつ)という鬼が現れ、
悪さをして暴れておりました
困り果てた里人たちは、
三ツ石神社の神様に悪鬼の退治を祈願しました
その願いを聞き入れた神様は悪鬼をとらえ、
二度と悪さをしないよう誓いの証として、
境内の大きな三ツ石に鬼の手形を押させました
(岩に手形…これが"岩手"の名の由来だとも言われています。)
鬼の退散を喜んだ里人たちが、
三ツ石のまわりを「さんささんさ」と踊ったのが
"さんさ踊り"の始まりだと言われています。
三ツ石神社への奉納演舞
勇壮な太鼓と華麗な踊りで知られる盛岡の夏の代表的な祭が、
8月1日(火)~4日間にわたり開催されます。
“来て、観て、魅せられ、加わるさんさ”
をキャッチフレーズに、盛岡市内および周辺各地域に古くから伝わる伝統さんさ踊りのパレードをはじめ、
ミスさんさによる華麗なパレード「ミスさんさ・太鼓連パレード」
一般参加団体やさんさっこによる「踊り集団パレード」
自由参加の場所もある「輪踊り」などで賑わいます。
最終日には、2014年に「和太鼓の同時演奏記録」世界一を達成した「太鼓大パレード」と「大輪踊り」がフィナーレを飾ります。
今年初めて 8月4日のみ
盛岡さんさ踊りの次世代を担う高校生による、
盛岡さんさ踊り高校選手権大会を行います。
パレード内で基本に忠実で正当なさんさ踊りを披露した優秀校が表彰されます。 記念すべき初回大会の優勝に向けて、努力を重ねてきた高校生の若さ溢れるパレードをぜひお楽しみください