シュッツ氏 来日イベント


三連休、人生の中でも記念すべき1日

がやってきました


三連休でクロサワバイオリンのイベントがあり

アンドレア・シュッツ氏本人から

レクチャーと楽器調整をしてもらえる

というイベントに参加したのです


イベント詳細




アンドレア・シュッツ氏


以前、雑誌サラサーテでも特集された

イタリア、クレモナの製作者(マイスター)


私は存じ上げていなかったのですが

シュッツ氏はニュースになるくらい

有名なのですね、、、



実は、、以前購入したバイオリンは

この方のものです!





数あるイタリアンの中から

シュッツ氏のバイオリンを選んだのは

同じ歳だから、っていう単純な理由でしたが


自分の楽器の制作者に会えるって

なかなか無いチャンスですよね!


優しいお人柄、穏やかな語り口

とても素敵な方でした!




私が購入したのは

円安になる以前に買い付けた品


その時と同じ価格で販売していたので

私でも手に入れる事ができましたが

今の価格設定だと手が出ないかも、、、


現在は、私が買った価格より

20〜60万円アップしてます


そろそろ金利上がって

円高にならないですかね、、、




購入した時の記事はこちらです






レクチャーと楽器調整


レクチャー内容は

鳥取のバイオリン美術館や

他のイベントで学んだものと

大きく変わらないけど


シュッツ氏本人から

製作で気をつけているポイントなどを聞き

直筆サイン(下)も頂いて、良かったです




ご本人は英語で話していましたが

レクチャーは日本語解説があるので安心です


ただ、英語勉強していて

こういう時は良かったなと思います

話し手の言葉で聞けるので


ただ、専門用語があるので

日本語の説明も必須だったかな

助かりました!






楽器調整 by シュッツ氏


シュッツ工房のバイオリンを対象に

シュッツ氏本人が楽器調整をしてくれる

と、たまたまネットで見かけ

(ブログ記事のため「シュッツ」で検索してた)


予約制だったので

ドキドキしながら予約の電話をかけましたが

無事に予約でき、とても楽しみにしてました


ご本人に楽器を見てもらえるなんて

思ってもみない事です


買ったばかりなので

バイオリンは健康体ですが

ちょっとお話ししてみたかったのです



上の写真、バイオリンを見てもらってます



シュッツ氏のバイオリンは

25年ほど前の木材を使う事が多いそうです

(15年ものが多い中、彼の作品の特徴ですね)


私のバイオリンは50年くらい前の木材だと

購入時に聞いていましたが、、、




シュッツ氏

「このバイオリンは覚えている」

と言うのです


スマホから、左上の写真を見せてくれて

「このバイオリンを作った木材だ」

というので、、ビックリしました

写真に残しているのですね、、、


木材は表材、裏材、ネックの

3つに分かれていました


お父さんから譲り受けた木材で

80年ものだそうです!

だから新作なのに渋い音がするのか、、



それと、私のバイオリンは裏の虎杢が

ハッキリとした模様になっていないのですが

音質重視でこの木材を選んだと聞き、納得

本当にいい音なのです



魂柱の位置を変えると

もっと音量が出るけど、どうする?

と言われましたが

アンサンブルで迷惑かけてしまうので

パワーは不要、現状維持です



また、製作時に感じた印象から

バイオリン一台一台に名前を付けているそうで

私のバイオリンにも名前があります

(証明書に書いてある)


その名前についてもお話を聞いてみました

ギリシャ神話から名付けたそうです



色々とお話しできて楽しかった!

最後に記念写真を撮り、お別れしました



シュッツ氏の特別な(思い入れのある)

バイオリンと聞き

大切に、そして頑張って練習しなくては!



【追記】


来日イベントのレポート