土渕海峡という通過してしまいがちな世界一の場所もまた良い。
この土渕海峡、最も広い場所で約４００ｍ。
最もせまい場所で、なんと９．９３ｍしかない、世界一狭い海峡だ。
れっきとしたギネス記録保持で、最も狭い場所には堂々と名前が。
普段は通過しながら説明するのだが、この日は良い天気。
折角なので降りてみた。
結構、街の真ん中に在るので観光バスをわざわざ止めて見学する観光客も少ない。
狭い海峡部分は遊歩道が橋状にかかり、上を歩けるようになっている。
土渕海峡は土庄地区と渕崎地区を隔てた海峡なので、その名が付けられた。
海峡部の南側にある土庄町役場では横断証明書を有料で発行しているらしい。
これも、またにくい演出。
ポルトガルへ行った時にロカ岬で、ユーラシア大陸最西端の証明書を作ったのを思い出す。
水はあまり奇麗では無かった・・・
本当に地球には色々な場所がある。
この小さな日本のまたまた小さな小豆島の中でも、自然が作り出した驚きでいっぱいだ。
ちなみに、世界一広い海峡はドレーク海峡。
南アメリカ大陸の喜望峰から南極大陸の間の海峡だ。
何と！ その距離、６５０ｋｍ！
これまたスケールが違う・・・
でも、世界一狭い海峡。
もっと、駐車場を設けて観光客に足を運んでもらえる様にすれば良いのになぁ・・・
よく考えたら、すごい場所だと思うのに・・・