進学予備校Winning-e~教育の質は教師によって決まる~ -3ページ目

進学予備校Winning-e~教育の質は教師によって決まる~

このブログはWinning-eの教師によるブログです。

個性溢れる教師陣によるブログをお楽しみに!

恒例のはてなマーク偉人シリーズです。

今回の偉人は4月14日に関係する人物です。


その人物とは第16代アメリカ合衆国大統領のエイブラハム・リンカーンです。

4月14日はリンカーン暗殺事件が起きた日です。(ちなみに亡くなったのは翌日です。)


リンカーンと言えば、奴隷解放宣言やゲティスバーグ演説が有名です。その当時のアメリカでは北部と南部が争う南北戦争が起きていました。アメリカが北部と南部に分裂し、南北戦争が起きたのは奴隷制が大きな要因です。

北部は奴隷制反対の意見が多く、南部は奴隷制賛成の意見が多かったのです。そんな時に奴隷制の拡大に反対していたリンカーンが大統領になったため、奴隷制を必要としていた南部の州は、アメリカ連邦からの独立・分離することを選択し、アメリカ連合国という新たな国家を建国しました。

リンカーンはアメリカ連合国の建国を認めなかったのですが、戦争をしたいわけではありませんでしたので、何とか戦争を回避できるように動いていました。しかし、その努力も空しく南部からの攻撃が開始され、南北戦争が発生してしまいました。


戦争が始まった後、アメリカ連邦に所属していた南部の州が北部側から離れ、南部側の勢力が強くなりました。そこでリンカーンが「奴隷解放宣言」を行い、多くの黒人が北部側に志願して南部と戦いました。その結果、北部側が勝利して、南北戦争は終結します。この宣言でアメリカ全土で奴隷制が廃止されたわけではありませんが、「アメリカの奴隷制根絶」という目標を達成するための大きな一歩となったことはまぎれもない事実です。


その後、ゲティスバーグ演説で「人民の、人民による、人民のための政治を地上から絶滅させない」と主張しています。これはとても有名な演説ですが、演説をしたリンカーンはその内容が後世に大きな影響があるとは考えていなかったようで、3分間程で終わったようです。ちなみにその前に演説をした人は雄弁家として有名だった人で2時間程の大演説をしたようですが、リンカーンの演説の方が歴史に残るという残念な結果になりましたあせる話は長ければ良いというものではない一つの例ですね。


豆知識

ちなみにリンカーンは最初に立候補した大統領選挙で落選してしまいます。その2年後に立候補した選挙の最中に11才の少女からの手紙が来て、その手紙に「ひげをはやした方がいい」と書かれており、リンカーンはひげを伸ばし始めたようです。そのおかげかどうかはわかりませんが、その後リンカーンは大統領選挙で勝利します。



こんにちは。

いよいよ明日から新年度、新学年が本格的にスタートします!!


当予備校のブログもそれに合わせ、新たにスタートしますニコニコ

改めて進学予備校winning-eのブログ更新をお楽しみに音譜


                         winning-e教師一同