「賞味期限の表示見直し」を、消費者庁から各メーカーに協力を求めた。
まだ食べることができる食品が大量に廃棄されている問題が背景にある。
賞味期限は、「食品をおいしく食べることができる期限」と定義されている。食品業界には、製造日から賞味期限までの期間のうち、残り3分の1を過ぎると店頭から撤去する慣行があるという。
農水省によると、本来食べられる食品が年間500万~900万トン廃棄されていると推計されてます。

この新聞記事を読みどう感じますか?

「なんと!罰当たりなこと」「なんと!もったいないこと」「なんと!贅沢な国だろう」が感想でしょうね。

私の感想は「このまま続けていたら、必ず天罰がある」です。

その天罰が、今の日本に起こってませんか?

このままの日本では、他の国から相手にされない国になってしまうのではないでしょうか?

「ローマの崩壊にならなければ…」と危機感さえ感じる日本の有様です。

「賞味期限の見直し」は、一つの現象に過ぎません。
国の関係も、人間関係と同じで、相手から尊敬され、信頼されなければ、まともに付き合ってくれません。

国の尊厳は、一夜にして回復しません。

全ては、“積み重ねの法則"です。

夫婦関係も、親子関係も、近所付き合いも、積み重ねですね。

職場の活性化も、積み重ねです。
私が提案し、担当する研修は、価値観教育・理念教育ですが、積み重ねそのものです。

「一度したから」で終了するものではありません。

国家ビジョンが明示できない国も、経営ビジョンが示せない企業も、衰退するが本質です。

衰退の先は、「崩壊」になりますが、“瀬戸際外交"と言われている状況が怖いですね。