寒い日は「てびち」 | 沖縄発のBlog

寒い日は「てびち」

今日の沖縄は寒い!
いきなり寒くなった。

なぜだ?2~3日前まで「Tシャツ」で
外を歩いていたのに・・・が、しかしである。

この冬は「おでん」をあまり食っていない。
よって、寒くなった今なら「おでん」を
食べるに絶好な条件である。

と、言うことで今日は沖縄の「おでん」に
ついて、少し話したいと思う。

コンビで「おでん」の具といえば、大根・たまご・
ちくわ・ゴボウ巻きなど普通に聞きなれた「具」
が入っている。

沖縄では、おでんに「てびち」を入れるのが
常識というか、普通は入れる。

「てびち」とは、いわゆる「豚足」の事である。
おっと、豚足と言っても県外の人が想像して
いる豚足とは少しばかり違うぞ!

よくテレビなどで豚足の紹介をみかけるが、
「塩焼きした豚足など沖縄では食わない!」
って言いたい。豚足と言えば「おでん」なのだ。

豚足には大きく分けて2箇所の部分がある。
テレビなどで紹介されている部分は、「足の
先っぽ」である。特徴としては、骨が多く食べ
にくい。おいしいことに変わりはないが、私と
してはもうひとつの箇所である「足の先っぽ」
より上の部分の脂が多いとこが大好きである。
かなりうまい!

居酒屋などでおでんを注文するとこの2箇所
の部分が入って出てくる。もちろん、どっちも
うまいが私は脂の多い部分の「てびち」を好ん
で食べる。

家でおでんを食べるときも「かあちゃん」特性
おでんにはてびちが入っている。

うまいんだなぁ、これがまた。

脂が多くゼラチン質を多く含んでいて栄養価も
高く食感も良いのだ。沖縄に旅行に行くなら、
必ず食べて欲しいものである。

「えー、豚さんの足なんて食べられな~い。」

なんて言わずに食べてみて欲しい。
きっと、脂身が嫌いな人も一度食べたら好きに
なるぞ!多分・・・。

とにかく、おでんと言えば、「てびち」である。
ホントうまいんだぞ~、てびち。