日本中があの日の出来事を忘れさせるまいと
津波やら被災地やら被災者などの
あの日と今の映像や記事を競って流す
どんなに辛くとも
どんなに心を痛めても
元の場所には戻れない
亡くなった人たちは帰ってこない
未だに見つからないご遺体
もしかしたら、何処かで生存しているかもしれないとか、そんな期待も持ち合わせてるのだろうか
信じたい、探し出したい、そんな家族の帰りを待ちわびる姿に貰い泣きこそするも
当人でなければ、分からない心の傷を
理解出来る筈もなく
風化してはならないとマスメディアは叫ぶ
雨露をしのぐ場所と思い出の品
そしてペットを含めた家族を一瞬で失った事のある者ではないと、分からない
自衛隊のヘリが民家に墜落して
その家にいた少女の心の傷が癒えないと言う記事を目にした
当たり前の生活に突然起きた悲劇
この少女の両親は、どうやってこの少女と向き合って行くのだろう
時が全てを解決するなんて嘘だと思う
私自身も前夫による放火で全てを失い
5人の子供たちのアルバム一つないし
あの日の屈辱と悲観と警察に対する不信感は
未だに拭えず精神的に落ちぶれて
15年経った今でさえ安定剤に頼る生活を強いられている
私の事は、どうでもいい
日本中が、黙祷を捧げ
政府が皇族方が哀悼の意を捧げる日に
私の大切な大切な孫は生まれた
私の癒しであり
かけがえのない存在
この子の存在が
私に勇気と希望をくれる
