なんという事だ。

 

幻想水滸伝の生みの親であり、そして4月23日に発売される百英雄伝の開発を手掛けた村山吉隆氏が2月6日、多臓器不全によりに急逝された。

 

百英雄伝が遺作になってしまうとは。。

 

心よりご冥福をお祈り致しますと共に心からの感謝を。

 

百英雄伝のネタは去年の12月17日に書きました。

 

 

う〜ん。。死か。

 

死ってその人との距離感なわけで。

 

その距離が近ければ近いほど受け入れ難く辛く悲しく心に大きな穴があいてしまう。

あいた穴は決して塞がることはなく、ただ穴のあいた状態で心が定着していくといった感じ。

 

そういやぁ〜今年は母が他界してから10年になるんだなぁ。

 

母は癌が酷かったもので緩和ケアで痛みや苦しみを和らげる・・・いわゆる医療用麻薬の処置だよね。

 

んである時、病院から決断を求められるんだよ。

 

他の処置を続ければまだ生きながらえることはできるけれども。。

 

 

「どうしますか?」

 

 

「どうする?」なんて日頃よく口にする言葉ですけれどもw

 

あんな重い言葉は経験がなかったね。

 

 

そしてその決断を父が私に委ねたんすよ。

 

父が夫として決断すべきだ・・・という思いもあるけれども、だからこそ父に決断させるのは酷だ・・・という思いもあってね。

 

父に決断させたらメンタルがもたないだろうな、、とも思ってさ。

 

何より委ねられてるし。

 

 

なので私が母に引導を渡したんだよね。 どうするか聞かれて答えるまで数分だった。

 

そこから数日で息を引き取った。

 

あの時のことを思い出すと今でも涙が出ますな。

 

やっぱりさ、私が母の命を終わらせたっていう気持ちが強くあるんだよね。

 

だって、時間はどれくらいか分からないけれども、まだ少し生きながらえる事はできたわけで。

 

その道を私が閉したわけだからさ。

 

でも医療用麻薬漬け状態になっている母の姿を見るのも辛いけれども、母は猛者の性格だったんでね。。「いつまでこんな無様な姿にさせておく気なの!早く終わらせなさい!」ってまぁ、言うだろうなって思ったんだよ😅

 

酷い息子だな。