今日の産経新聞記事で、
「顔のたるみの原因は、糖の取りすぎ」
という記事があった。

ネタ元は、スキンケア商品で有名な「ドクターシーラボ」からのモノだった。

たるみの機序はこうらしい。

糖を取りすぎる。

糖化たんぱく質が生成される体内環境になる。

コラーゲンの分解・再合成が妨げられる。

顔のたるみになる(?)

一概には言えないが、一つの要因にはなるのかもしれない。

甘いモノが好きな女性には、糖を取るというのは機会が多いだろうから、非常に気になってしまう記事だ。

でも、糖を取るという行為で、本当に皮膚のたるみなどの老化を来たすのだろうか?

皮膚の細胞について、少し考えてみよう。

皮膚の細胞は、アポトーシスという細胞死を来たす事を運命付けられた細胞である。

つまり皮膚は、細胞死と細胞再生というサイクルを繰り返している。

そのサイクル期間が長くなると、古くなった細胞が皮膚に残っている事になる。

一般的に言われている皮膚の老化現象は、こんなイメージでいいだろう。

ここで、糖を取るという事が皮膚の老化になるのであろうか?

それよりも、皮膚の細胞を傷つけるような事態を避ける事に専念した方がいいだろう。

露出している顔の皮膚の細胞を傷つけるのは、「紫外線を浴びる」事だ。

常日頃から、スキンケアの一環として紫外線対策を行う事が、皮膚の老化対策になるだろう。

糖を摂らない事でストレス感じるよりは、「糖を摂った分、しっかり紫外線対策」の方が、皮膚にも心にもいいに違いない。

ただ、糖の取りすぎは体によくないので、加減した方が身のためだろう…。

「症状がある患者側の目線で、救急車を使う場合」はどんな事例が適性使用になるのか?

事例を考えながら、患者側の視点、医療従事者側の視点を交えて考えてみよう。

case4
「熱がある場合~6歳未満の子供」

熱の高さで重症度が変わる訳ではないが、子供が40度近くまで上昇すると不安になる。

熱以外の症も見る必要がある。

・「意識が悪い場合、痙攣を起こした場合」

救急車を呼ぶ必要がある。
化膿性髄膜炎を強く疑う。

熱性痙攣の既往がある場合は、座薬を使って痙攣を早く止めて、救急車を使おう。



・「グズっている場合」

救急受診をする事も考える。
救急車は使う必要はないでしょう。

子供は風邪を引いたら、熱で風邪と戦う。
基本的には、熱を出して、食欲は無くなっても元気である。

グズっている場合は、熱を出している以外に隠れた症状があるかもしれない。

それは、医師に見てもらわないと分からない。

・「嘔吐がある」

熱がある場合は、食欲がなくなる。
しかし、さらに嘔吐が出現すると、水分も摂取出来なくなる。

水分が摂取出来ないと、脱水状態となってしまうために、救急受診する必要がある。

救急車を使う必要はないでしょう。

・「腹部を痛がっている場合」

急性虫垂炎、急性精巣上体炎などがあるため、チェックする事が必要になる。

こうした熱以外の症状がある場合には、医療機関の受診を考える。

その場合には、救急車を使用するかどうかは、「意識状態」で判断して頂いたらと考える。

「救急医療の現場が少しでも改善するように…」

日々努力し続けようと思う。



「症状がある患者側の目線で、救急車を使う場合」はどんな事例が適性使用になるのか?

事例を考えながら、患者側の視点、医療従事者側の視点を交えて考えてみよう。

case4
「頭痛の場合」

突然発症かどうかというのが鍵になる。

突然発症とは、
「前触れがないこと」と思ってもらえればいい。

「突然発症で、頭痛に伴い嘔吐があること」

脳出血を疑う事態であり、救急車を使う必要がある。

片頭痛や緊張性頭痛は、大体前触れがある。

「いつもより症状が重い」

苦痛も不安も伴う状態であるが、まず「大きな病院を受診する」というのはオススメしない。

大きな病院で、「いつもの頭痛よりヒドイんです」と訴えたら、CT検査をされて、市販薬でもある「ロキソニン」を処方されるだけだ。

お金と時間を使い、放射線を被爆して、「問題ない」と言われて帰宅する事になる。

「かかりつけを作って頭痛という症状をコントロールする事」を目指す方が生活の質が非常によくなる。

「救急医療の現場を少しでも改善するために…」

日々努力し続けようと思う。



健康診断は、「健康を自負している人に行う検査」で車の車検みたいなモノだ。

全く自覚症状がない方に、「この検査のこの数値が異常だ」という通知のみを行って、具体的対応は全く示されていない。

そうした健康診断の大きな欠陥と不備を裏付ける、健診施行後のあるデータがある。

「健診で血糖値異常を指摘された方の2割強が医療機関を受診していない」

血糖値異常は、糖尿病を見つける機会になるだけでなく、膵癌(非常に見つけにくい癌の代表)のチェックをする機会にもなる。

その血糖値異常の原因を精密検査を行うことで、膵癌が見つかる事もあり得る。

それなのに、「血糖値が異常なので、医療機関で調べてください」というだけでは、何も症状がない人が医療機関受診に足が向く事は少ないであろう。

糖尿病は、食事療法や運動療法に医療機関は積極的に介入すれば、非常に改善が認められる疾患だ。

「食事療法=質素な生活」
「運動療法=強制的なジョギング」

決してそうではない。

上手く医療機関を使えば美味しいモノも食べられるし、無理ない運動で足腰の慢性的な痛みから解放される。

医療機関と上手く付き合う、それが楽しい生活を送る秘訣である。




「救急車の適性使用をお願いします!」と叫ばれて久しい。

では、適性使用とはどういう意味なのか?

実際、考えてみるとよく分からない。

「救急車は使っていいのか、悪いのか?」

当たり前だが、使っていい。

自治体の役目として、「福祉の充実」は大きな柱だ。

では、救急車の使い方は?

患者側の視点、医療従事者側の視点を交えて、例を挙げながら考えていきたい。

case3
息が苦しくて、動けなくなった

まず、自分しかいない場合には、救急車を呼ぶか呼ばないかの判断が必要。

「歩行している時」や「風呂に入っている時」に息が苦しくなるというのは、心疾患を疑うので、救急車を呼ぶ。

安静にしている時の「息が苦しい」は、食後や夜間就寝時で「冷や汗をかいていない」のであれば、座って安静にしよう。

心臓疾患ではないので、翌朝医療機関を受診した方がいい。

また、「過換気症候群」と言われた事があるなら、「苦しい」と思ったら早めに呼吸を整えよう。

「紙袋を顔にあてて呼吸をする。」

手足が痺れて痛くなる状態に陥ったら、自分の症状に恐怖心が出現して、自分では対処出来なくなる。

「変な風に思われたら嫌だ」と思って我慢している内に救急車を呼ばれる事態になる。

なぜなら、過換気症候群は、「一人きり」の場合にはなりにくい症状だ。

目の前に人がいる場合には、対処を出来るように、我慢せずに紙袋を手渡してもらう方が怖い思いをしなくて済む。

「息が苦しい」人は、通常肩呼吸になり会話をする事が出来ない。

そのため、自力で救急車を呼ぶ事は困難だ。

「救急車を呼んでくれ!」と息も絶え絶えに言われたら、救急車を呼ぶ事は全く間違っていないし、呼ぶべきだ。

「少しでも救急の現場環境が改善するように…」

日々努力し続けたいと思う。