ブログをほったらかしにしちゃってましたが
更新できそうになったのでまた再開
追記:スペシャルウィークが亡くなりましたか…。ご冥福をお祈りします。
君が旅立ってしまい3強の中ではキングヘイローのみが存命になってしまったよ。
いまウマ娘ってアニメがやってますが自分が好きだった98年クラシック組の世代の戦いを
美少女化したキャラクターに置き換えて描いてます。主人公はスペシャルウィーク。
(最初違和感だらけももう慣れた^^;)
そのアニメを見ながら昔のリアル競馬の動画などを見返しながら懐かしがってます。
そこで名馬たちの現役当時の思い出を振り返りながら実績や引退後などをブログにしようと思います。
(解説動画は他の人がやられてるので思い出中心で)
第1回目はキングヘイローにします。
本来は自分のIDにも使っているウイニングチケットなんでしょうけどウマ娘で描かれている98年組では
キングヘイローを応援してたので。
まずはウマ娘のキングヘイローさんがこちら
父ダンシングブレーヴ・母グッバイヘイローと欧米の良血の為かお嬢様的な設定となってます。
初めはウマ娘のキャラが設定されていなかったのですがアニメのディレクターさん?が主人公
スペシャルウィークのライバルとして欠かせないという判断で追加されたようです。ありがたいことです。
自分は毎年クラシックでメイン応援する馬を牡牝1頭ずつ設定するんですが、この年キングヘイローを
応援しようと思ったのは3戦目の東京スポーツ3歳(当時)Sでしたね。
デビュー2連勝で1番人気。人気を分け合ったのはのちにスプリント戦線で戦うマイネルラヴ。
そのラヴ君との対決を制しデビュー3連勝!
その後暮れのラジオたんぱ杯3歳Sで圧倒的人気に押されるもここはロードアックスの2着。
当時連勝が止まりショックだった記憶がありますがまあ2着だし、と98年のクラシックに期待しました。
しかし…結果からいうと98年は7戦して1勝もできず…。アニメではダービーまで描かれましたが
弥生賞・皐月賞・ダービーはスペシャルウィーク・セイウンスカイと3強とよばれながらも3着2着14着
秋に入ってからトライアルの神戸・京都新聞杯も好走ながら勝ち切れず菊花賞は5着。
クラシック3冠と主要トライアルに出走してくれたので応援し甲斐はありましたが福永Jがやらかしたダービー除けば常に好走はしてるのになぁ、と歯がゆい思いでしたね。3強と呼ばれたライバルの2頭がそれぞれクラシックを獲得してるからこそキンちゃんにもタイトルを、との思いが強くなりました。
(自分が競馬を見始めた93年のクラシックでのチケット・ビワ・タイシンのようにタイトルを分かち合ってほしかった)
暮れの有馬にも出走し6着と人気以上には走ってくれましたが勝ったのは同い年のグラスワンダー。
ほんとどんだけこの世代強いねん、ってこの当たりから確信し始めましたね。
古馬となった99年。クラシックで好走はしてたものの坂口先生はキンちゃんをマイル路線へと送ります。
(しかし今のエアスピネルが同じような立場で他人(馬)の気がしない…)
99年初戦はマイルの東京新聞杯になりました。ここから主戦も善臣Jに代わり1人気で3馬身差完勝!
久々の勝利にものすごく嬉しかった記憶があります。次走の中山記念も連勝!
中距離くらいなら皐月でも好走したしこれはG1獲得もあり得るのでは?と期待度MAX!
しかし…その後のG1戦線含め暮れまで結果が出ず…ただマイルCSで2着、スプリンターズSで3着と
短距離で再度光が。
特にスプリンターズSでは自分が強いと思ってたブラックホークが1人気アグネスワールドと直線ガチンコ対決をした中画面外から飛んできて「え?3着キンちゃんなん?」と驚いて改めて「力はあるのになぁ…」との思いを強めました。
ほんとこの世代は層が厚いんですよねぇ。中長距離も短距離も…。
なんて言ってたら翌00年の緒戦に選ばれたのはなんとダートのフェブラリーS!!えぇ…
この時がキンちゃんにとって最初(で最後)のダート戦。しかしファンも多い馬故かまさかの1番人気
さすがに応援馬券くらいしか馬券は買えませんでしたが陣営もなんとかG1をとの思いだけは
伝わりました(結果は…ry
そして次走…ついにその時がやってきます。第30回高松宮記念。
当時愛知県に住んでいた自分は当然のごとく現地観戦。期待と不安入り乱れでその時を待ちます。
このレースは先ほどのスプリンターズSの1・2着馬をはじめ強豪ぞろい。
中団からレースを進め直線は外から。直線ではアグネスワールド抜ける、ディバインライトが差す、
ブラックホークもやってくる…そして最後にキター。キンちゃんキター!!!
ゴールでは4,5頭並ぶ大接戦…しかし…ついにキングヘイローがG1馬になりました!!!
ようやく、、ようやくG1タイトルをゲットしてくれました…。
表彰式まで見届けてから高揚しながら駅までの道を歩いたのを今でも思い出せます。
涙が出てきましたね…。熱かった。
その後は安田記念の3着が最高でした。
けど引退レースの有馬記念、テイエムオペラオーがG1 5連勝というとんでもない偉業を果たす中で
後方大外から上がり最速の4着に来た時は「キンちゃんらしいな」と笑顔になったのも覚えてます。
引退後は種牡馬になりカワカミプリンセス(オークス・秋華賞)、ローレルゲレイロ(スプリンターズS・
高松宮記念)メーデイア(JBCレディスクラシック)など短距離馬が多いイメージもダートまで走る仔が
出ているカンジですかね。
キングヘイローは今も種牡馬として優駿スタリオンステーションに繋養されています。
優駿SSは一般見学不可なんですが…ツアーでついに2016年の夏に会うことができました>w<
ツアー参加者と記念撮影をしたんですがこの時なんとキンちゃんの隣に行けました。
この写真は一生の思い出です…。まだまだ元気そうでした^^
最近ではダイアナヘイローが高松宮記念出走してましたし、種牡馬としてもまだまだ需要が
ありそうだし、種牡馬引退してからも長生きしてほしいです。