日本語教師になって、何が一番大変かといえば、それは教案作りである。

 

教案というのは、授業におけるシナリオ、つまり脚本のようなもので、例えば、新しい文法を、生徒たちにどのように教えるか、重要なところは、セリフを一字一句書くこともある。

 

授業がおもしろいかどうかは、教案にかかっているといっても、過言ではない。

 

教案無しに授業をするというのは、全部アドリブで芝居をするようなものである。それで、おもしろい授業ができる教師も中にはいるかもしれない。

 

言うのは恥ずかしいが、2018年に、ホーチミンの小さなセンターで日本語の教師をしてほしいと頼まれて、4ヶ月間、教師をやった。

(ベトナムで教えるなら、資格は問われない)

 

そのとき、教案の作り方も知らなかったので、教案無しで全部の授業をやった。

 

今から考えると、よくそんなことができたなあと思う。

 

でも、その時の経験は、今の僕に何も役に立ってないかというと、そうではない。

 

日本語の初級者にわかりやすい言葉で話すことや、人前で話すことに慣れるとか。生徒に見やすく板書をする等。いろんなことが勉強になった。


一番いけないのは、マンネリ化することだと思う。


常に新しい授業の方法を模索する。

生徒が楽しいと思ってくれる脚本を書くことがやるべきことだと思う。


まだまだ駆け出しで、毎回脚本を書くのに苦労しているが、「楽しくて役にたつ授業」を理念に頑張りたい。