どうして


誰かに見られているわけでもないのに、

まともに写真を見られないのか


君の写真


実物でない君に

こんな風に反応してしまう自分は

せいぜい中学生くらいの女の子としか思えない


どうせなら、もっと色々な部分が中学生以下ならいい

向けた視線をずるくはぐらかしてしまう技術なんて、

知らないままの方がいい


長く伸びた、襟足がすてきだよ

やさしい眼がすてきだよ

もっと話し続けていれば、ずっと見つめていられたかな

突っ張った視線は、何も感じていないのではなく

本当は、そう見せることに精一杯だったってこと

君は、気づいてないのかな


手をつないでみたい 頬にキスしたい

普通のことが、君となら夢みたい


中学生の時よりもいいのは

こういう具体的な出来事を、急ごうとしなくなったこと


今はしばらくこうして、少しだけ息苦しい感覚を

ひとり、楽しんでいたい