車窓からずっと、道路沿いのイチョウ並木を見上げている。

ちょうど芽を吹き出したところで、どの枝の先にも

黄みの強い、ちょっと鮮やか過ぎるくらいのライトグリーンが

筆で点々と置いたように、びっしりとついている。

 

こういった若々しいものの、生命力溢れる罪なきものの、

思いもしないグロテスクさ。