さて、子音のバリエーションが増えてきたので、
今回は「リプロダクション・ゲーム」で取り上げた例文を、スムーズに言えるようにしよう。
なんだか進み具合がゆっくりすぎないかって?
うん、そうだな。
実際のレッスンでは、もうちょっと早く進めるんだけどね。
ブログだから、そこんとこは多めに見てやって下さいまし。
それに、特に最初のうちは、発音を矯正しないといけないので、ゆっくりになるのは仕方ないんだよね。
なんで、そんなに発音を重視するかというと、
脳および反射神経に、
英語の発音・リズムで言う時は、末広がりに意味をとらえる
と、覚えさせたいからなんだよね。
これが、一番効率的なんだ。
リスニングもリーディングもスピーキングも同時に習得できる。
でも、カタカナ読みでやってしまうと、
効果が3分の1以下になってしまう。
だから、急がば回れ。
気の短い江戸っ子のみなさんも、
いらちの関西人のみなさんも、がまんしてね。
だから、さっさと本題に入ろう。
まずは、基本文から。
Pour the water into the glass.
● ● ●
強く言うところは3か所。
動詞とふたつの名詞だね。
それぞれの単語の、アクセントのあるところを強く言う。
あ、しまった。
「p」と「 our 」の発音がまだだった!
「P 」はまた場を改めるとして、さくっと長母音やってしまうよ。
Pour の母音は、
まず、大きく「あ」と言うように口を開けて、
その口で「お」と言ってみよう。
あくびをする時に出てくる音だな。
(ほんとにどんな音でも使うな)
そのこもったような音で、「ぱ」のような「ぽ」を言って音を伸ばすと・・・
ますますあくびみたいになる。
のどを使ってる感がわかるかな?
(これは平泉成の「ぽー」だな。)
のどを使って「ぽー」を言いながら、
舌先を持ち上げて「 r 」の音を出せば完成。
舌を巻く系の「r 」になったよね。
water は2音節。
アクセントのあるwa だけ強く言うので、あとは手抜き。
手を抜く「t 」なので、「ターr 」ではなく「らーr 」 になるよ。
こちらの「r 」は舌を引く系になったでしょ。
glassは、発音のところでやったから大丈夫だね。
母音の入らない純粋な子音のブレンドができれば、1音節で言えるはず。
the も前回詳しくやりました。
この文の意味では、目が死んでる方の the になるよ。
into は2音節で、前を強く言うけど、
to の部分がすごく弱くなるんだ。
「トゥー」と言わずに、次の弱い the とあわせて「トゥダ」のように言おう。
さて、よろしいかな。
音を確認したところで、いよいよリズムにいくよ。
強く言うところは、さっきの3か所なんだけど、
リズムをマスターするために
Pour the water into the glass.
● ● ○ ●
●と○ の部分をゆっくり手拍子で打ちながら、言ってみよう。
すると、the の時に、手が離れているのがわかると思う。
これがいわゆる「裏拍」という状態だ。
the の他にも、water のやる気のない部分や、
into の to の部分
glassの語尾のssが手をたたかない部分になる
the の裏拍、わかったかな?
こんなふうに 弱い部分でリズムをつくるのがコツなんだ。
それと、into the のところが早いんだけど、
一拍にいくつ音節があるか見てみよう。
Pour the water into the glass.
●(2) ●(2) ○(3) ●(1)
ここだけ1拍に3音節あるよね。
つまり、1拍に音符が3つある、3連符と同じように早く言うんだ。
英語はリズム重視の言葉。
リズム内に納められるなら、納めてしまおうとする。
だから、こういうところは、実際早口なんだよね。
どこをどんなリズムで言うのかを、カラダで覚える
それが、スピーキングやリスニングの上達のコツなんだ。
では、もう一度、今度は少し早く手をたたいて言ってみよう。
できたかな?
どんどん早く手をたたけば、英語のリズムがマスターできるよ。
コツをつかむまで、なんどもやってみよう。
なんだか、音楽の授業みたいだけど、
言葉が先にあって、それを譜面に起こしたから3連符ができたんだと思うよ。
だから、歌で覚えるのがいいんだよね。
歌は、1音節1音符という原則があるからなんだ。
英語の楽譜があったら見てみてね。
うわ、まだまだ例文がある・・・。
次回につづく!
みなさん、英語の音の出し方、楽しんでますか?
今回は「th」です。
今回は、舌と歯を使うよ。
そもそも「th」は、「gl」や「gr」のような子音のブレンドだったものが、ひとつの発音記号になった音。
つまり、「t」と「h」のブレンドなんだ。
なので、それぞれの音をまずは説明しよう。
「t」は、「たちつてと」と舌の位置がほぼ同じなので、楽チン。
ただ、「たちつてと」は有声音なので、
無声音の「t」を意識して出せるようにしよう。
まず、「た」と言った時の舌の位置を確認してみて。
舌が当たる位置は、そこでOK.
ただ、「た」の時の舌は、天井にべったり貼りつく感じだよね。
それを、舌先をつけるようにマイナーチェンジすればいい。
そしてのどに手をあてて、声帯が震えないように確認しながら、舌先をはじく。
震えなければ「t」の完成だ。
「トゥ」と言ってしまうと声帯が震えるからアウトだよ。
気をつけてね。
では、次は「h」。
これはホントに息を出すだけの音。
舌も歯ものども使わない。
「t」の時よりも、やや口をあけて、強く「ホッ」と言うような感じで息だけ出す。
のどに手をあてて、声帯が震えないようにしよう。
そのとき、腹筋が動いていると、上手にできている証拠だ。
口は使わず、腹筋を使うのが「h」。
さて、ふたつの音ができたところで、これらをブレンドしていこう。
まず、「t」を言う時の位置でスタンバイ。
すると、自然に歯が少し開いているよね。
舌は、「た」と同じところに舌先がついている。
そこから「t」を軽く発音しながら、
舌先を、歯の裏側に沿って、少しずつ少しずつ下におろしてみよう。
「t」、「t」、「t」、と発音してきて、急に息が出る瞬間があるでしょ?
下げてきた舌が、上の歯と下の歯の隙間に来た時がそれ。
わずかな隙間から、息がもれるているだけの音。
それが「th」の無声音。
「t」の舌のはじき方で、息だけ出す(「h」)音が「th」なんだ。
その状態で、「さしすせそ」と言ってみると、
長州力(あるいは長州小力)の「さしすせそ」になる。
「キレてないっすよ」の「す」は、「th」なんだ。
もうちょっと若いところでは、鈴木福くんのさ行も「th」だね。
だから、日本人には比較的出しやすいのかもしれない。
で、この音の出し方で「う」と言うと、
「z」の時のように、音の振動で、今度は歯ではなく舌が震える。
これが、有声音の「th」だ。
長州力の「ざじずぜぞ」なのかどうかは、未確認だが・・・。
「th」は、有声音と無声音が同じ文字になっているわけだね。
「this」や「the」は、有声音。
「think」や「throw」は無声音だ。
「the」の発音はちょっと注意が必要。
名詞につくお飾りなので、ほとんどの場合弱い音になる。
なので、例によってやる気をなくさなくてはならない。
「th」に元気のよい「あ」ではなく、全くやる気のない「あ」だか「う」だかわからない生返事の音をつける。
すると、自堕落な弱い「だ」のような音になる。
「これがその」という意味で目を見開いて言う場合を除いて、ほとんどの「the」は目が死んでいると覚えておこう。
ちなみに、「t」の有声音は「d」だ。
こちらは、「t」の出し方で、「だ」と言ってみよう。
そこから「だ」から「う」寄りの音にチューニングすると、「d」になる。
「h」の有声音は、・・・ないんだな、これが。
でも、そういう音が出せないわけじゃない。
やってみようか?
では、腹筋を使って、「h」「h」「h」とを強く息を出しながら、軽く「う」の音をつけてみよう。
・・・・ほらね。
さすがの英語も、類人猿には戻りたくなかったんだな。
こうして、「h」の有声音は却下されましたとさ。
はい、今日はここまで。
次回は、やっとリプロダクションゲームに戻るよ。
今回は「th」です。
今回は、舌と歯を使うよ。
そもそも「th」は、「gl」や「gr」のような子音のブレンドだったものが、ひとつの発音記号になった音。
つまり、「t」と「h」のブレンドなんだ。
なので、それぞれの音をまずは説明しよう。
「t」は、「たちつてと」と舌の位置がほぼ同じなので、楽チン。
ただ、「たちつてと」は有声音なので、
無声音の「t」を意識して出せるようにしよう。
まず、「た」と言った時の舌の位置を確認してみて。
舌が当たる位置は、そこでOK.
ただ、「た」の時の舌は、天井にべったり貼りつく感じだよね。
それを、舌先をつけるようにマイナーチェンジすればいい。
そしてのどに手をあてて、声帯が震えないように確認しながら、舌先をはじく。
震えなければ「t」の完成だ。
「トゥ」と言ってしまうと声帯が震えるからアウトだよ。
気をつけてね。
では、次は「h」。
これはホントに息を出すだけの音。
舌も歯ものども使わない。
「t」の時よりも、やや口をあけて、強く「ホッ」と言うような感じで息だけ出す。
のどに手をあてて、声帯が震えないようにしよう。
そのとき、腹筋が動いていると、上手にできている証拠だ。
口は使わず、腹筋を使うのが「h」。
さて、ふたつの音ができたところで、これらをブレンドしていこう。
まず、「t」を言う時の位置でスタンバイ。
すると、自然に歯が少し開いているよね。
舌は、「た」と同じところに舌先がついている。
そこから「t」を軽く発音しながら、
舌先を、歯の裏側に沿って、少しずつ少しずつ下におろしてみよう。
「t」、「t」、「t」、と発音してきて、急に息が出る瞬間があるでしょ?
下げてきた舌が、上の歯と下の歯の隙間に来た時がそれ。
わずかな隙間から、息がもれるているだけの音。
それが「th」の無声音。
「t」の舌のはじき方で、息だけ出す(「h」)音が「th」なんだ。
その状態で、「さしすせそ」と言ってみると、
長州力(あるいは長州小力)の「さしすせそ」になる。
「キレてないっすよ」の「す」は、「th」なんだ。
もうちょっと若いところでは、鈴木福くんのさ行も「th」だね。
だから、日本人には比較的出しやすいのかもしれない。
で、この音の出し方で「う」と言うと、
「z」の時のように、音の振動で、今度は歯ではなく舌が震える。
これが、有声音の「th」だ。
長州力の「ざじずぜぞ」なのかどうかは、未確認だが・・・。
「th」は、有声音と無声音が同じ文字になっているわけだね。
「this」や「the」は、有声音。
「think」や「throw」は無声音だ。
「the」の発音はちょっと注意が必要。
名詞につくお飾りなので、ほとんどの場合弱い音になる。
なので、例によってやる気をなくさなくてはならない。
「th」に元気のよい「あ」ではなく、全くやる気のない「あ」だか「う」だかわからない生返事の音をつける。
すると、自堕落な弱い「だ」のような音になる。
「これがその」という意味で目を見開いて言う場合を除いて、ほとんどの「the」は目が死んでいると覚えておこう。
ちなみに、「t」の有声音は「d」だ。
こちらは、「t」の出し方で、「だ」と言ってみよう。
そこから「だ」から「う」寄りの音にチューニングすると、「d」になる。
「h」の有声音は、・・・ないんだな、これが。
でも、そういう音が出せないわけじゃない。
やってみようか?
では、腹筋を使って、「h」「h」「h」とを強く息を出しながら、軽く「う」の音をつけてみよう。
・・・・ほらね。
さすがの英語も、類人猿には戻りたくなかったんだな。
こうして、「h」の有声音は却下されましたとさ。
はい、今日はここまで。
次回は、やっとリプロダクションゲームに戻るよ。
ひきつづき発音です。
今回は「 s と z 」。
このふたつも、音の出し方が同じで、違いは声帯を震わすかどうかだけ。
なので、ふたつまとめてマスターしよう。
まずは、無声音の「 s 」から。
この音は、「さしすせそ」と同じように発音しがちだけど、ちょっと違う。
何が違うかというと、口のかたちと歯の位置が違う。
そもそも日本語は、口の使い方がそんなに変わらない。
変わらないことはないんだけど、英語に比べれば格段にシンプルだ。
ところが英語は、
「口で音出すためやったら、使えるもんは何でも使うで」
というスタンス。
なんか関西人的発想だけど、英語を話すにはこの発想が必要。
「英語って、いろんな発音の仕方があって難しいよね。」
などと思っちゃいけない。
使えるものは何でもとことん使い倒す。
舌やのどはおろか、歯まで使う。
そのように発音に対する発想をシフトチェンジしよう。
すると、「お、こんな音も出るのか!おもろいな。」
と驚きや発見が快感になり、発音の上達を強力にアシストしてくれる。
何事も、楽しめば上達は早いのである。
で、何の話かと言うと、「 s 」の発音だったね。
それではやってみよう。
まず唇を左右に拡げる。「 green 」の「 ee 」の要領だね。
「イーッ」と言う時のように思いっきり唇を横に引っ張る。
すると、上下の歯は閉まっていると思う。
そのまま息を出すと、歯の隙間から「スーッ」と息が漏れる音が聞こえる。
これが「 s 」の音だ。
なので、「 glass 」の最後は、この息の漏れる音を添えるだけでいい。
これできれいな glass が完成したね。
「 z 」はそれに音をつけた有声音なので、
歯の隙間から息を出す代わりに、「う」と言えばいい。
すると、音の波動によって歯がビリビリ震えるのがわかると思う。
ビリビリきたら、正しく発音できているという証拠だ。
ちょっと歯がかゆくなるけどね。
ハチの羽音のような音が出たかな?
かなり英語の音のバリエーションが増えてきたね。
ぜひ、おもしろがって楽しんで練習してください。
次回は「 th 」。
今度は歯と舌を使うよ。
今回は「 s と z 」。
このふたつも、音の出し方が同じで、違いは声帯を震わすかどうかだけ。
なので、ふたつまとめてマスターしよう。
まずは、無声音の「 s 」から。
この音は、「さしすせそ」と同じように発音しがちだけど、ちょっと違う。
何が違うかというと、口のかたちと歯の位置が違う。
そもそも日本語は、口の使い方がそんなに変わらない。
変わらないことはないんだけど、英語に比べれば格段にシンプルだ。
ところが英語は、
「口で音出すためやったら、使えるもんは何でも使うで」
というスタンス。
なんか関西人的発想だけど、英語を話すにはこの発想が必要。
「英語って、いろんな発音の仕方があって難しいよね。」
などと思っちゃいけない。
使えるものは何でもとことん使い倒す。
舌やのどはおろか、歯まで使う。
そのように発音に対する発想をシフトチェンジしよう。
すると、「お、こんな音も出るのか!おもろいな。」
と驚きや発見が快感になり、発音の上達を強力にアシストしてくれる。
何事も、楽しめば上達は早いのである。
で、何の話かと言うと、「 s 」の発音だったね。
それではやってみよう。
まず唇を左右に拡げる。「 green 」の「 ee 」の要領だね。
「イーッ」と言う時のように思いっきり唇を横に引っ張る。
すると、上下の歯は閉まっていると思う。
そのまま息を出すと、歯の隙間から「スーッ」と息が漏れる音が聞こえる。
これが「 s 」の音だ。
なので、「 glass 」の最後は、この息の漏れる音を添えるだけでいい。
これできれいな glass が完成したね。
「 z 」はそれに音をつけた有声音なので、
歯の隙間から息を出す代わりに、「う」と言えばいい。
すると、音の波動によって歯がビリビリ震えるのがわかると思う。
ビリビリきたら、正しく発音できているという証拠だ。
ちょっと歯がかゆくなるけどね。
ハチの羽音のような音が出たかな?
かなり英語の音のバリエーションが増えてきたね。
ぜひ、おもしろがって楽しんで練習してください。
次回は「 th 」。
今度は歯と舌を使うよ。