29歳の時。私は悶々としていた。

 

 
当時、付き合っていた彼氏と同棲中。
 
 
付き合って5年を迎えようとしていた。
 
 
 
 
 
 
同棲前にお互いの親に挨拶も済ませ、
 
 
 
このまま行くと、結婚する日も近いかも?
 
 
 
そんな風にぼんやりと思ってた。
 
 
 
 
 
が、しかし
 
一向に彼にはその気配がなかった。
 
 
 
 
彼は自由をこよなく愛するタイプ。
 
束縛を何より嫌う。
 
 
何より、結婚に対していいイメージがなかった。
 
 
 
 
 
実は、彼は、赤ちゃんのときに彼の両親が離婚ハートブレイク
 
物心ついた頃からすでに父親がおらず、
 
母親から父親の悪口を聞いて育ったそうだ。
 
 
 
家庭を持つこと、結婚することに
 
ネガティブだった彼は、
 
 
 
 
「結婚はしたくない。」
 
「だからお前ともしない。」
 
 
 
そう言っていた。
 
 
だから別に期待はしていなかったハートブレイク
 
 
 
 
 
 
でも、結婚するなら彼しかいないと思っていたし、
 
 
結婚は最悪どっちでもいいけど、
 
 
子どもは欲しかった。
 
 
 
 
でも、子どもを産んだら産んだで、
 
「さよなら〜」ってされると辛いので。
 
 
 
 
 
結婚はしときたい。。。
 
 
どうしたもんか・・・もやもやと思っていた。
 
 
 
 
 
 
 
そんなある日。
 
 
 
彼からとあるアーティストのLiveに誘われ、
 
行ってみることに流れ星
 
 
 
 
 
 

会場は大熱狂。
 
 
何千人もの人たちが、歓声をあげていた。
 
私たちも、周りの熱気にのまれ、自然とハイテンションになっていた。
 
 
 
跳んだりはねたりして、
 
2人で楽しんだ。
 
 
 
 
 
 
 
そして、いよいよクライマックス。
 
 
ロマンチックな音楽が流れ、
 
 
いい感じのムードになってきた。
 
 
 
 (写真はイメージです)
 
 
 
涙を誘う、グッとくる感覚に、
 
 
 
直感的に、
 
 
言うなら今だ!
 
 
と思った。
 
 
 
 
 
心臓が壊れそうなくらい、
 
 
ドキドキしながら、
 
 
 
切り出した。
 
 
 
 
 
 
「ねぇ。
 
 
 
私と
 
 
結婚しない?」
 
 
 
 
 
 
彼は、一瞬驚いたような表情を浮かべ、
 
 
ほんの少しの間考えていた。
 
 
 
 
 
 
 
 
(この間が、時間が止まったように
 
すごく長く感じた。
 
 
でも私の中で、覚悟はすでに決まっていた。)
 
 
 
 
 
まっすぐ彼の目を見つめて、彼の答えを待った。
 
 
 
 
 
 
 
そして、彼は
 
 
照れ笑いを浮かべながら
 
 
こう言った。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
「しゃーねーなー。」
 
 
 
 
 
 
なんとも彼らしい返事だった。笑
 
 
 
 
嬉しかった。
 
 
思わず抱き合った。
 
 
 
 
 
 
 
こうして、プロポーズがうまくいったその後。
 
 
2人でレストランで食事をした。
 
 
 
 
 
 
 
「これからの事なんだけど、、」
 
 
 
と彼が切り出した。
 
 
結婚の段取りについて、
 
 
進めようとしてくれた。
 
 
 
 
 
驚いたびっくり
 
 
乗り気になってる笑い泣き
 
 
 
 
「結婚したくないって言ってたの、誰よニヤリ!?笑」
 
 
と意地悪くいってみた。
 
 
 
 
 
「きっと一生一緒にいるんだろうな、って思ったからさ。」
 
と彼。
 
 
嬉しいこと言ってくれるじゃないの照れ
 
 
 
 
 
こうして結婚することになったのだった。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
右差しいま改めて思うと。
 
 
 
きっとあのままずっとプロポーズされるのを待っていたら、彼とは一生結婚できなかったはず。
 
 
 
同棲までしたら、
 
結婚との違いって考えると
 
相手にとって、メリットがあんまりないわけでガーン
 
 メリットどころか、負担とプレッシャーしかないえーんハートブレイク
 
 
 
だから、そういう日常から離れて
 
 
非日常な場の力を借りた
 
 
のが良かったんだろうな〜ハートと。
 
 
 
 
 
でも、それ以上に大事なのは、



タイミングを見極めること




下手に焦ったり、

期待しすぎたりする気持ちを手放して。





その時が来るまで


静かに待つ。

 
で、
 
 
 
ここぞ!という時、



えいや!って飛び込めるかどうか。






 見ずに飛び込め


というのは私の師匠の言葉ですが。




まさにあの瞬間は、

先を見ずに飛び込んで、

大成功した体験だったなぁと思いますニコニコ






 
 それでは今日はこの辺でバイバイ
 
 
 最後までご覧くださりありがとうございましたお願い