寝た。
どんなによくても、タイミング次第ではいくらでも眠れる。
たぶん、面白いはず。
最初のレースシーンだけで、肝心のエモーショナルなシーンは
ほとんど見れず。
展開も分からず。
もう一回見に行くな、たぶん。
ピクサーは吹き替えじゃないと、
なぜか眠るのだ。DVDでも。
カーズ
ab4e1630.jpgスープストックディナーセット。アップルタイザー、ビシソワーズ。あとは家に帰って桃。
お金が生活を変える。
今の時代の当たり前の景色。
お金をためることにはまるメンタル。
消費者金融の機械に向かい合う不思議。
そうだよなあ。なんであれ銀行のATMに似てるだろ?
どこかで誰かが審査してる謎。その前で緊張。ばかげ。
発泡酒の量が買い物の5割を越える真実。
ツナマヨが梅おかかよりバリューが高い世界。
切り取られて気がつく、現代にしかない緊急事態。
そこに生まれる、おかしな、でも泣ける劇。
細かなディテールはセンスで勝負させられる。
そんな勝負に勝った角田光代の、あふれるセンスを
一新に浴びることができる。
ドラマは心を打たない。
心打つドラマは、今の世、どこにあるのか?
この今、瞬間に生まれるフィクションを紡ぐことはできるのか?
個人を描くことを越えた、群像の世界はあるのか?
見たい、読みたい。
エコノミカル・パレス